2024 年日本第四紀学会学会賞・論文賞等の推薦のお願い

　「日本第四紀学会会則」の第3条（3）に基づき、2024年日本第四紀学会学会賞（以下、学会賞）、日本第四紀学会学術賞（学術賞）、日本第四紀学会若手学術賞（若手学術賞）並びに日本第四紀学会論文賞（論文賞）、日本第四紀学会奨励賞（奨励賞）の受賞候補者の推薦募集を行います。前3賞は学会賞選考委員会が会員からの推薦をもとに受賞候補者を選考し、後2賞は論文賞選考委員会が会員からの推薦を参考に受賞候補者を選考します。最終的に 2024年6月頃に開催される評議員会で受賞者が決定され、2024年大会で表彰される予定です。会員のみなさまからの多数のご推薦をお待ちしております。
　なお、推薦にあたっては、学会HPの「会則・規則」のページに掲載されている「日本第四紀学会顕彰規程」及び関連する内規をご参照の上、下記に従って推薦書類をお送り下さい。また、過去に受賞した会員は、論文賞を除き同じ賞を受賞することはできませんので、学会HPの「歴史」のページ「歴史」のページで歴代受賞者を事前にご確認頂きますようお願い致します。

1. 各賞の概要と推薦書類の記入内容

■学会賞・学術賞

学会賞と学術賞は、第四紀学の発展に寄与する研究や学会活動への貢献を行ってきた会員に贈られる賞です。

学会賞：第四紀学の発展に貢献した顕著な業績や活動および学会活動に貢献した正会員に授与。学会における最高の賞。毎年若干名。

学術賞：第四紀学の発展に貢献した優れた学術業績をあげた正会員に授与。優れた編書、著書、論文などの一連の業績が対象。対象成果が複数の著書（研究グループ等を含む）によりなされた場合には、筆頭著者または代表者に授与。毎年若干名。

下記の情報を記した推薦書類を作成して、主要業績リストと併せて日本第四紀学会事務局へ送付して下さい。

推薦者の氏名・所属・連絡先（自薦を含む）
賞の名称
候補者の氏名・所属・連絡先
学会賞の場合には、具体的な業績や活動内容を示した受賞件名
学術賞の場合には、授賞の対象となる一連の業績を含めた受賞件名
推薦理由（1000字以内）

■若手学術賞

若手学術賞は国際誌等における研究発表を通して第四紀学に貢献した優れた学術業績をあげた若手会員（2024年4月1日時点で39歳以下の会員）に授与されるものです。受賞者数は若干名で、受賞対象は過去2年間の国際誌等に掲載された論文（オンライン化された論文を含む）の筆頭著者とします。受賞者には副賞として5万円の奨学金が授与されます。

下記の情報を記した推薦書類を作成し、推薦する論文のPDFとともに学会事務局へ送付して下さい。

推薦者の氏名・所属・連絡先（自薦を含む）
賞の名称
候補者の氏名・所属・連絡先
推薦論文題目、論文が掲載された雑誌名および出版年月・巻・号・頁、またはオンラインの公開日及びDOI
推薦理由（800字以内）

■論文賞・奨励賞

論文賞と奨励賞は、過去2年間に刊行された「第四紀研究」（第61巻第1号～第62巻第4号）に掲載された論文と著者が対象となります。ただし、編集委員会が非会員や学会賞・学術賞受賞者へ依頼した論文は対象外となります。

論文賞：会員である論文著者全員に授与。毎年1～2件程度。対象は掲載された全ての論文（短報を含む）。

奨励賞：会員である筆頭著者に授与。年齢は 2024年4月1日時点で35歳以下。毎年1～2件程度。受賞者には副賞として5万円の奨学金が授与されます。

推薦書類には下記の情報を記し、学会事務局へ送付して下さい。

推薦者の氏名・所属・連絡先（自薦を含む）
賞の名称
論文賞の場合には、全著者名と推薦論文名
奨励賞の場合には、候補者名と推薦論文名
推薦理由（1000字以内）

2. 推薦書類の送付先

各賞の推薦書類は、郵送または電子メールで日本第四紀学会事務局へ送付して下さい。送付先の住所ならびに送信先のメールアドレスは下記のとおりです。

郵送：〒169-0072 東京都新宿区大久保2丁目4番地12号新宿ラムダックスビル
メールアドレス：daiyonki(at)shunkosha.com

郵送の場合の宛名は、学会賞・学術賞・若手学術賞の推薦書類については、「日本第四紀学会学会賞選考委員会」宛、論文賞・奨励賞の推薦書類については「日本第四紀学会論文賞選考委員会」宛として下さい。
電子メールの場合には、上記のそれぞれの宛先名を電子メールの件名に入力して送信して下さい。なお、PDF等のファイルを電子メールで送る場合、その容量が大きい場合（10MB以上）には、ファイル転送サービスを利用して下さい。

3. 提出期限

推薦書類の提出期限は、いずれも 2024年2月29日（木）（必着）です。