日本第四紀学会
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日本第四紀学会2010年大会(東京)

日本第四紀学会2010 年大会が、下記の日程で実施される予定ですのでお知らせします。

[開催期間] 2010年8月20日(金)〜8月22日(日)

[開催場所] 東京学芸大学(東京都小金井市貫井北町4-1-1)http://www.u-gakugei.ac.jp/

[大会実行委員会]
実行委員会委員長 小泉武栄
連絡先:実行委員会事務局長 目代邦康 mokudai@pro-natura.jp
      (財)自然保護助成基金
      〒150-0046 渋谷区松濤1-25-8 松涛アネックス2F
      tel. 03-5454-1789 / fax. 03-5454-2838

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大会案内

第4報(第四紀通信第17巻4号):大会詳細 --第3報から変更があります--

第3報(第四紀通信第17巻3号):シンポジウム・巡検詳細など

第2報(第四紀通信第17巻2号):発表申し込みの詳細

第1報(第四紀通信第17巻1号):日程など

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日 程

6月10日(木):発表の申し込み・公開シンポジウム公募掲示「ポスターサロン」締め切り

7月30日(木)18時:巡検参加申し込み締め切り:詳細はこちら

8月10日(木)18時:懇親会の予約締め切り:詳細はこちら

2010年第四紀学会発表申込書ダウンロード       PDF file  MS-Excel file
シンポジウム「ポスターサロン」申込書ダウンロード  PDF file  MS-Excel file

※申し込み方法は第四紀通信第17巻2号の2-5ページを参照下さい。

8月20日(金)

  • 一般研究発表(口頭及びポスター)
  • 評議員会

8月21日(土)

  • 一般研究発表(口頭及びポスター)
  • 総会
  • 表彰状授与式
  • 学会賞・学術賞受賞者講演会
  • 懇親会(詳細はこちらをご覧下さい。)

8月22日(日)

  • 公開シンポジウム『自然史の教育と研究をすすめるために−さまざまな分野からの取り組み』
    依頼講演と「ポスターサロン」(公募展示)により行います。
    講演の詳細は第四紀通信第17巻3号またはこちらをご覧下さい。

8月23日(月)

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参加費

  • 大会参加費として、会員・非会員を問わず2,000 円を申し受けます。当日会場の受付にてお支払いください。ただし、70歳以上の会員と学部学生、シンポジウム依頼講演者は無料です。
  • 8月22日のシンポジウムは一般公開とし、会員・非会員を問わず参加費は無料です。
  • 講演要旨集は、会場で直接販売いたします。

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シンポジウム

公開シンポジウム「自然史の教育と研究をすすめるために−さまざまな分野からの取り組み」


[趣旨]:自然史学の一分野といえる第四紀学にとって、自然史教育のあり方を考えることは重要である。これまで、学校教育現場における地学、地理の履修者の減少の問題が多く取りあげられてきたが、一方で生涯教育の現場や各地域で第四紀学の成果を踏まえた活発な自然史教育や普及活動が進められている。このシンポジウムでは、それらの特色ある活動をされている方に報告していただく。第四紀学の成果をどう展開し、いかに社会に発信していくか、そして、これからの自然史教育をどうすすめていくか議論する。

ポスターのダウンロード→
pdfファイル(888KB)

[日時]:2010 年8月22日(日)10:00 〜18:00

[場所]:東京学芸大学芸術館ホール(講演)・第1むさしのホール(ポスターサロン)

[世話人]:小泉武栄(東京学芸大)・目代邦康(自然保護助成基金)・関 秀明(古今書院)・辻村千尋(自然保護協会)・植木岳雪(産総研)・久保純子(早稲田大)

[プログラム(予定)]

10:00-12:00 第1部 自然史研究の視点:芸術館ホール

  • 自然史教育の方法と対象 植木岳雪(産総研)
  • カタクリとシデコブシを用いた自然史教育 小泉武栄(東京学芸大)
  • 分布様式としての関越要素の存在について 牧林 功(埼玉昆虫談話会)
  • さいはての島における自然史ネットワーク 佐藤雅彦(利尻町立博物館)
  • ジオパーク活動に第四紀研究の果たす役割 町田 洋(日本第四紀学会 前会長)

12:00-12:45 昼食・休憩

12:45-13:45 ポスターサロン(1):第1むさしのホール

13:45-14:15 第2部 防災人形劇上映:芸術館ホール

14:20-16:00 第2部 自然史教育の様々な方法:芸術館ホール

  • 児童・生徒向けの防災教育(講演者調整中)
  • 土をどう教えるか 浅野眞希(筑波大)
  • 郷土の自然と歴史−普及と教材化− 角田清美(都立北多摩高校)
  • 地形実験を取り入れた自然史教育 池田 宏(深田地質研究所・元筑波大)
  • 石器作りの体験学習と考古学 小菅将夫(みどり市立岩宿博物館)

16:30-17:00 総合討論

16:40-18:00 ポスターサロン(2):第1むさしのホール
会場では、地産地消に取り組む山梨県小菅村と東京学芸大学環境教育実践施設による地ビールなどの飲み物も販売します。ビール片手に活発な議論と情報交換をしていただきたいと思います。ポスターサロン出展申し込みは第四紀通信第17巻2号を参照の上、ポスターサロン申込書をお送りください。

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巡検

巡検『里山生態系の違いを探る−地生態学の視点から−』

[趣旨]:関東平野西縁部の里山景観は地域ごとに特性がみられる。今回の巡検では秋留台地、加住丘陵、五日市丘陵の里山景観の地域特性について、植生・地形・地質といった自然環境要素や、それらに基づく人間の生活様式・生産活動、歴史などを包括的に観察し、その関連性(成立要因)について考察する。

[日程]:8月23日(月)日帰り

[案内者]:増沢有葉(科学技術振興機構)・小泉武栄(東京学芸大学)・辻村千尋(日本自然保護協会)

[巡検の概要とスケジュール]
9:00 JR 五日市線東秋留駅集合(8:44 拝島駅発武蔵五日市駅行きに乗って下さい)

  • 二宮神社(台地上の湧水)
  • 前田耕地遺跡(縄文草創期〜平安時代の台地上の水田遺跡)
  • 秋川の霞堤
  • 加住丘陵切欠地区(礫層からなる里山;カタクリの分布する沖積錐)
  • 五日市丘陵横沢入地区(第三系頁岩からなる里山;水気の多い谷津田環境)

16:00 頃 JR 五日市線武蔵増戸駅解散

移動は、徒歩と電車です。途中、店はありませんので、昼食は持参してください。
天候および交通事情等により若干の変更もあります。

[募集人員]:30 名 程度(10 名未満の場合は中止)

[参加費]:500 円(資料代と保険代。電車代や昼食代は各自ご負担下さい)

[申し込み方法]:参加希望者は、E-mail にて、氏名・所属・連絡先(住所・電話・メールアドレス)、定員オーバーの場合のキャンセル待ち希望の有無をご連絡ください。先着順に受け付けます。なお、電話やFAX での申し込みは受け付けません。定員に達し次第、受付終了とさせていただきます。

[申し込み先]:tsujimura@nacsj.or.jp (財)日本自然保護協会 辻村千尋

  • 受付後に個別に案内等を送付します。
  • 参加の確認と参加費の徴収および巡検資料の受け渡しは、学会期間中に巡検コーナーを設けて行う予定です。
  • 巡検のみ参加される方は、申し込み時にその旨をお書き添えください。

[申し込み締め切り]:7 月30 日(金)18 時

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懇親会

懇親会に参加される方は、人数を把握するために、予約の申し込みをお願いします。

[日時]:8月21日(土)18:00 〜(予定)

[会場]環境教育実践施設多目的室(予定;当日ご案内します)

[参加費] : 一般 5,000円(予約)、(当日は6,000円)、学生2,500円

[予約] : 8月10日(火)までに、電子メールまたはFaxで大会実行委員会事務局和田までご連絡ください。
      E-mail:ulmusdav@u-gakugei.ac.jp Fax:042-329-7874

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