日本第四紀学会
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日本第四紀学会2024年大会(仙台)

 本大会は一般研究発表(口頭およびポスター)、シンポジウム、専門巡検を中心に、東北大学青葉山北キャンパスを会場として開催します。ただし、今後の社会状況によっては、一部変更・中止になることがあります。一般研究発表、各種参加申込等については、昨年と同様に大会専用サイトからの申込みとなります。

  1. 全体概要
    開催会場:東北大学青葉山北キャンパス(〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3)
    最寄り駅:仙台市地下鉄東西線 青葉山駅(仙台駅から10分)
    https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/aobayama/

    開催日程(全期間):2024年8月29日〜9月2日
     8月29日(木) アウトリーチ巡検、評議員会
     8月30日(金) 一般研究発表(口頭およびポスター)
     8月31日(土) 一般研究発表(口頭およびポスター)、総会(ハイブリッド形式)、懇親会
     9月 1日(日) シンポジウム(公開/ハイブリッド形式)
     9月 2日(月) 専門巡検

    共催:東北大学大学院理学研究科
  2. 各種締切日
    • 6月 7日(金)各種申し込み開始
    • 7月11日(木)17時 一般研究発表の申込・講演要旨原稿提出締切、公開シンポジウムの講演要旨原稿提出締切
    • 8月 1日(木)17時 巡検参加申込締切
    • 8月 2日(金)プログラム公開
    • 8月23日(金)17時 参加申込締切
    • ※巡検参加は申込順となるため、早期に締切ることがあります。
  3. 申込み方法
     大会専用サイト https://sites.google.com/view/2024jaqua/から申し込んで下さい。
     申込方法の詳細については、大会専用サイトを通じてお知らせします。
  4. 参加費
    1. 大 会 会員:1,000円、非会員:2,000円、大学院生・学部生(会員・非会員問わず)、70歳以上の会員および9月1日のみ参加する方:無料
    2. 懇親会 一般(8/1までの事前予約):5,000円、大学院生・学部生:3,000円、8/2〜当日までの申込:6,000円
    3. 巡 検 アウトリーチ巡検:100 円、専門巡検(会員のみ):6,000 円
      ※巡検参加費にはレクリエーション保険代が含まれます。
  5. 研究発表申し込み
    1. 発表形式と発表時間について

      ● 一般研究発表には、口頭発表とポスター発表があります。筆頭発表者(資格は会員であること)としては、口頭発表およびポスター発表について、それぞれ1人1件の発表申込が可能です。

      ● 口頭発表の時間は1件15分(質疑応答時間含む)です(発表件数によって変更の可能性があります)。ポスター発表にはポスターショートトークとコアタイムを設けます。

      ● 発表形式は申込時に希望する方を選択してください。発表件数によっては、必ずしも希望の形式にならない場合もあります。あらかじめご了承ください。

    2. 参加・発表申込と講演要旨の提出方法

      ● 大会参加には事前申込が必要です。また、発表を行うには講演要旨の提出が必要です。

      ● 非会員の方で筆頭著者として一般研究発表を希望される場合は、至急入会手続きをお願いします。日本第四紀学会への入会手続きは、学会ウェブサイト「入会・会費の支払いについてのご案内」をご覧ください。

      ● 講演要旨のテンプレートは大会専用サイトよりダウンロードできます。

      ● 講演要旨集(無料、電子版のみ)は大会前に大会専用サイトからダウンロードできます。

      ● 講演要旨の原稿は A4で1ページ(図表掲載可)です。「講演要旨原稿の書き方及びテンプレート」にある書き方にそって作成してください。講演要旨作成の際、テンプレートのフォントや行数などの設定は変更しないようにしてください。

      ● 会員のうち 2024年7月1日現在で35歳以下の方は若手発表賞に、学生・大学院生の方は学生発表賞にエントリーできます(両方へのエントリーはできません。また、筆頭著者でない場合はエントリーができません)。エントリー希望の方は、申込フォームの該当箇所に記入してください。

  6. 詳細スケジュール・会場

    8月29日(木) 8:30〜13:30 アウトリーチ巡検
    (時間未定) 評議員会

    8月30日(金) 9:00〜 受付開始
    9:30〜11:30 一般研究発表
    11:30〜12:00 ポスターショートトーク
    13:00〜14:00 ポスター発表
    14:00〜17:30 一般研究発表

    8月31日(土) 9:00〜 受付開始
    9:30〜11:30 一般研究発表
    11:30〜12:00 ポスターショートトーク
    13:00〜14:00 ポスター発表
    14:00〜15:45 一般研究発表
    16:00〜17:30 総会
    18:00〜 懇親会

    9月 1日(日) 9:00〜 受付開始
    9:30〜12:30 シンポジウム

    9月 2日(月) 9:00〜17:00 専門巡検

    ◎会場

    東北大学理学研究科合同C棟および北青葉山厚生会館
    青葉サイエンスホール:一般研究発表、総会、シンポジウム
    多目的室:展示・休憩室
    ロビー:ポスター会場
    北青葉山厚生会館:懇親会

  7. シンポジウム「東北の自然災害と第四紀学:最近の研究成果とこれから」
    趣旨:東北地方では太平洋プレートの沈み込みに関係して、地震や噴火、地殻の変形、斜面変動をはじめとする多種多様な自然現象が生じています。こうした自然現象(ハザード)が人間社会に作用することにより、2011年の東日本大震災に代表されるような災害(ディザスター)が引き起こされてきました。この公開シンポジウムでは、第四紀学やその近接分野の専門家から、東北地方で近年発生した各種の自然災害に関する研究成果を紹介いただき、今後も頻発することが予想される災害に対して、第四紀学がどのように関わっていくのかを議論します。
    プログラム

    9:30〜 9:35  趣旨説明  堀 和明(東北大)

    9:35〜10:05 地形発達史から考察する東北日本北部における近年の豪雨災害 小岩直人(弘前大)

    10:05〜10:35 大規模地すべりがもたらす奥羽山脈の多様な自然景観とその維持機構 佐々木夏来(明治大)

    10:35〜11:05 2011年の東北沖津波に関する地質学的理解とその古地震研究への展開 菅原大助(東北大)

    11:05〜11:15 休憩

    11:15〜11:45 東北地方太平洋岸における最近数千年〜10万年間の地殻変動 丹羽雄一(慶応大)

    11:45〜12:15 東北地方の活火山における volcanic mass flows:発生履歴・流れの特徴・災害予測 片岡香子(新潟大)

    12:15〜12:30 総合討論

    ※プログラムは今後変更になる可能性があります。

  8. 巡検

    各種巡検の情報は2024年4月15 日現在の情報です。すべての巡検は天候等によっては変更・中止・延期の可能性があります。実施内容や申込方法の詳細などは今後大会専用サイトを通じて最新の情報を掲載します。

    1. アウトリーチ巡検「仙台市内の地形散策」(8月29日)

      内 容:仙台市中心部は広瀬川に沿って複数の段丘面が分布し、さらに活断層である大年寺山断層、長町―利府線が通り、街の土台となる地形を作り出しています。これらの地形をみて土地の成り立ちを考え、さらに仙台の街の歴史や環境を見ていきたいと思います。

      案内者:目代邦康、伊藤晶文(東北学院大)

      日 時:8月29日(木)8:30〜13:30

      方 法:8:30 地下鉄東西線「国際センター駅」集合。徒歩移動、一部地下鉄を利用。13:30 地下鉄南北線「五橋駅」解散

      行 程:地下鉄東西線国際センター駅―千貫沢遊歩道(段丘堆積物)―澱橋(広瀬川)―角五郎周辺(段丘地形とそれを刻む谷)―定禅寺通(街路樹、ヒートアイランド現象)―勾当台公園駅―(地下鉄)―五橋駅―荒町(大年寺山断層、長町―利府線)―東北学院大学五橋キャンパス(コースの振り返り)―地下鉄南北線五橋駅解散
      コースの最後に、東北学院大の教室で、解説と振り返りの会を行います。

      定 員:20名(非会員優先、親子可、定員に空きがあれば会員も参加可能)

      参加料金:100円(保険代のみ)。途中地下鉄を使って移動します。各自ご負担ください(210円)。

      ※熱中症対策として、水筒やペットボトル飲料の持参、帽子着用を推奨します。

    2. 専門巡検「栗駒山の火山活動と岩手・宮城内陸地震」(9月2日)

      内 容:栗駒山麓地域は 2008年岩手・宮城内陸地震の震源地・被災地となりましたが、過去には栗駒山の火山活動や大規模地すべりなど、多様なハザードも数多く経験してきたと考えられる地域でもあります。この巡検では、栗駒山の東麓において 2008年岩手・宮城内陸地震が地形・地質に残した痕跡を観察するとともに、この地域の景観を形作ってきた栗駒山の火山噴出物などについても見学する予定です。

      案内者:遠田晋次、高橋尚志(東北大)

      日 時:9月2日(月)8:00〜18:00

      方 法:日帰り、貸切バスでの移動

      行 程:地下鉄東西線「国際センター駅」前・せんだい青葉山交流広場集合(8:00)―須川温泉周辺(栗駒山の火山活動と岩屑なだれ)―一関市祭畤地区(2008年岩手・宮城内陸地震の災害遺構と河成段丘)―市野々原地区(地すべり河道閉塞跡)―岡山地区(地表地震断層地形と露頭)―柧木立地区(地表地震断層)―JR「仙台駅」解散(18:00予定)
      ※天候等によってルートや行程は変更になる可能性があります。

      定 員:22名(先着順・会員限定)

      参加料金(予定):6,000円(バス代、資料代、保険代込)

      ※昼食は各自事前にご準備ください。

      ※水筒やペットボトル飲料の持参、帽子着用などの熱中症対策を各自でお願いします。

      ※一部、登山道や足場が悪い場所を徒歩で移動します。長袖、長ズボン着用の上、登山靴などでご参加ください。

      ※集合場所まで、解散場所からの交通費は自己負担となります。

  9. 大会実行委員会および行事委員会

    大会実行委員長:堀 和明(東北大)

    実 行 委 員:浅海竜司、石澤尭史、井龍康文、高橋尚志、遠田晋次、山田 努(東北大)、伊藤晶文、目代邦康(東北学院大)、西城 潔(宮城教育大)

    行事委員会:池原 実(高知大・行事委員長)、木村英人(株式会社ソイルシステム)、久保純子(早稲田大)、中塚 武(名古屋大)、西澤文勝(神奈川県立生命の星・地球博物館)

    連絡先:2024年大会実行委員会事務局
    〒980-8578 仙台市青葉区荒巻字青葉6-3 東北大学大学院理学研究科 堀 和明
    Tel 022-795-6647 メール:kazuaki.hori.b6 (at) tohoku.ac.jp ((at) を @ に変える)

日本第四紀学会2024年大会専用サイト

https://sites.google.com/view/2024jaqua/

会場案内

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