日本第四紀学会
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日本第四紀学会2009年大会(滋賀)

日本第四紀学会2009 年大会が、下記の日程で実施される予定ですのでお知らせします。

[開催期間] 2009年8月28日(金)〜8月30日(日)

[開催場所] 滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町1091)

[大会実行委員会]
実行委員会委員長 高橋啓一
連絡先:実行委員会事務局長 里口保文
      〒525-0001 滋賀県草津市下物1091 琵琶湖博物館
      E-mail: satoguti@lbm.go.jp
      Tel : 077-568-4828
      Fax : 077-568-4850

公式ポスターダウンロード  pdf file(2.1MB)
※大判印刷用に制作されています.出力する用紙サイズをお確かめのうえ,パソコンやプリンターで調整してください.

大会案内

最新プログラム・会場案内など (pdf file 294KB)

第3報(第四紀通信第16巻3号):シンポジウム・巡検・普及講演会等

第2報(第四紀通信第16巻2号):発表申し込みの詳細

第1報(第四紀通信第16巻1号):日程など

日 程

6月11日(木):発表の申し込み締め切り

7月10日(金):巡検と懇親会の申し込み締め切り

2009年第四紀学会発表申込書ダウンロード   MS-Excel file

※申し込み方法は第四紀通信第16巻2号の5-8ページを参照下さい。

8月28日(金)

  • 一般研究発表(口頭及びポスター)
  • 評議員会

8月29日(土)

8月30日(日)

  • 午前(9時〜12時30分):シンポジウム
    『古環境変動に貢献する湖沼堆積物研究の役割』
    場所:琵琶湖博物館ホール 世話人:里口保文・高橋啓一・竹村恵二・高原 光・井内美郎
    •    9:00-9:05 趣旨説明
    • S1 9:05-9:30  環境変動解明への湖沼堆積物研究の役割(仮題)
                 井内美郎(早稲田大)
    • S2 9:30-9:55  湖沼堆積物の百万年スケール層序と編年(仮題)
                 里口保文(琵琶湖博) 
    • S3 9:55-10:05 【 コメント】放射年代測定による編年の現状と課題(仮題)
                 壇原 徹(京都FT)
    • S4 10:05-10:30 琵琶湖堆積物に基づいた更新世後期の古気候復元−花粉からの事例(仮題)
                 奥田昌明(千葉中央博)
    • S5 10:30-10:40 【コメント】湖底堆積物コア中の無機元素組成の垂直分布(仮題)
                 豊田和弘(北大)
    • 休憩(10:40-10:50)
    • S6 10:50-11:15 湖沼堆積物における古環境指標としての珪藻化石−現状と課題−
                 齋藤めぐみ・林 辰弥(国立科学博物館・地学研究部)
    • S7 11:15-11:40 湖沼堆積物に記録された後氷期の人間活動の痕跡〜特に微粒炭に着目して〜
                 井上 淳(大阪市大)
    • S8 11:40-11:50 【コメント】古環境変動と人間活動や生態系の関係解明にむけて(仮題)
                 高原 光(京都府立大)
    •    11:50-12:30   総合討論 (司会:竹村恵二・公文富士夫)
  • 午後(14時〜16時40分):普及講演会(一般市民を対象)
    『琵琶湖堆積物がつむぐ過去から未来へのメッセージ』
    この普及講演会は、一般市民を対象として、日本第四紀学会・滋賀県立琵琶湖博物館の共催で行います。また、内容は当日午前中に行うシンポジウムと関連づけて行うので、シンポジウムの講演とあわせてご参加ください。
    [場所]:琵琶湖博物館 ホール
    [世話人]:里口保文・高橋啓一・竹村恵二・高原 光・井内美郎
    • 13:30-14:00  受付
    • 14:00-14:10  開会挨拶
    • 14:10-15:10 「過去100 万年間の琵琶湖堆積物に残された汎地球規模変動の記録」竹村恵二(京都大・地熱研)
    • 15:10-15:20  休憩
    • 15:20-16:20 「琵琶湖と周辺湿地堆積物から読み解く植生と人間活動の移り変わり」高原 光(京都府大)
    • 16:20-16:30  質問受付など
    • 16:30-16:40  閉会挨拶

8月31日(月)

  • 巡検 『琵琶湖西岸地域の地形・地質そしてその影響(仮)』
    琵琶湖の西側に形成された中部更新統の古琵琶湖層群を中心に、佐川〜栗原火山灰を挟む堅田層や、従来は古琵琶湖層群最上部と考えられていた湖西北部の堅田累層相当層(高島層を見学し、堅田湖形成期の堆積環境を考えます。また、堅田断層で形成された地形や歴史時代の地震による崩壊地形など自然災害が及ぼした人間活動への影響もあわせて、湖西地域における第四紀の活動記録を包括的に観察します。
    巡検は、8月31日(月)に行う日帰り巡検です。申し込み締め切りは7月10日(金)です。ただし、定員に達し次第、受付終了とさせていただきますので、早めにお申し込みください。
    [日 程]:2009 年8 月31 日(月)日帰り
    [案内者]:山川千代美・里口保文・小松原 琢・高橋啓一・宮本真二
    [内容概要とスケジュール]
    8月31日(月)8:30 JR 琵琶湖線草津駅西口 ホテルボストンプラザ草津前集合
      バスにて琵琶湖大橋経由 湖西地域へ
    • 本堅田        (堅田断層で形成された地形の見学)
    • 堅田〜伊香立丘陵   (佐川〜栗原火山灰を挟む地層、伊香立公園の露頭観察)
    • 葛川町居       (歴史時代の地震による崩壊地形の見学)
    • 朽木・高島市長尾   (高島層・安曇川河床部の堅田層相当層の地層観察)
    17:00 JR 湖西線堅田駅解散
    天候および交通事情等により若干の変更もあります。
    [募集人員]:30 名 (中型バス使用) 15 名未満の場合は中止
    [参加費]:4,000 円(バス代、昼食代、資料代等を含む)*人数によってはバス代が若干変更になる可能性があります。
    [申し込み方法]:参加希望者は、ハガキまたはe-mail にて、氏名・所属・連絡先(住所・電話・メールアドレス)・定員オーバーの場合のキャンセル待ち希望の有無を明記し、下記の宛先まで申し込んでください。
    [申し込み先]:〒525-0001 滋賀県草津市下物町1091 琵琶湖博物館
      第四紀学会巡検係 山川千代美 あて
    e-mail:yonki09@lbm.go.jp(yonki の後はゼロ。lbm: Lake Biwa Museum の略) [留意事項]
    • 先着順に受け付けます。なお、電話やFAX での申し込みは受け付けません。
    • 受付後に個別に案内等を送付します。
    • 参加の確認と参加費の徴収および巡検資料の受け渡しは、学会期間中に巡検コーナーを設けて行う予定です。
    • 巡検のみ参加される方は、申し込み時にその旨をお書き添えください。
    [申し込み締め切り]:7月10 日(金)17 時。
    ただし、定員に達し次第、受付終了とさせていただきます。

懇親会

会場の関係上,あらかじめ人数を知るためにも事前申し込みをお願いします.懇親会会場は琵琶湖博物館とやや離れた場所にあり,滋賀県では有名なホテルです.
会場へは送迎バスが博物館まで来るので迷うことはありません.会場のホテルも,琵琶湖湖岸に立地しております.

申し込みは下記メールでお願いします.
e-mail:yonki09@lbm.go.jp

[懇親会]
 懇親会(8月29日)に参加される方は,人数を把握するために,事前の申し込みをお願いします.

  • 参加費:一般 5,000円(予約;当日は6,000円),学生2,500円
  • 申し込み先:E-mail:yonki09@lbm.go.jp
    Fax:077-568-4850(里口保文 宛と明記してください)
  • 懇親会の場所:
    琵琶湖ホテル(〒520-0041 滋賀県大津市浜町2-40,電話:077-524-7111)
    URL:http://www.biwakohotel.co.jp/
    当日,大会終了後に琵琶湖博物館へ送迎バスがきます.直接会場へ行かれる方は,JR線大津駅から琵琶湖方面へ行くか,京阪電車石山坂本線で浜大津駅から行くかしてください.

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