日本第四紀学会
English

日本地球惑星科学連合代議員選挙と会員登録

日本地球惑星科学連合の今後の代議員選挙に関する日程と会員登録のお願い(日本第四紀学会幹事会)

第四紀通信第16巻2号で連絡したように、2008年12月1日に一般社団法人日本地球惑星科学連合が発足しました (http://www.jpgu.org/)。 新しい連合には日本第四紀学会も団体会員として登録しています。

新しい日本地球惑星科学連合では、今後、全会員の選挙によって代議員選挙を実施し、 下記の5つの登録区分(セクション)に登録した会員数に比例配分して代議員を選出します。

  1. 宇宙惑星科学:太陽系の諸天体(太陽、惑星、小天体)の起源と進化の解明、 現在の状態(内部構造、表層環境、大気・プラズマ環境)とダイナミクスの理解、さらには宇宙空間及び系外惑星の探求を目指す研究分野.
  2. 大気海洋・環境科学:現在及び過去の大気・海洋・表層環境とその変動(気象現象から古気候変動まで)のメカニズムを解明し、 将来の地球環境の変動の予測に向けて,大気,海洋,陸水、雪氷、土壌,植生とそれらの相互作用の理解を目指す研究分野.
  3. 地球人間圏科学:地球表層空間における自然と人間の相互作用とそれに起因する諸問題 (自然災害、農村・都市環境,土地・資源・エネルギー利用など)を、調査・観測,データ分析,モデルにより多面的に研究する分野.
  4. 固体地球科学:固体地球(地殻、マントル、中心核)の構造と物性、進化と変動の歴史、現在のダイナミクスを、 地球物理学的,地質学的、物質科学的、地球化学的な手法を用いて総合的かつ統一的に解明する研究分野.
  5. 地球生命科学:生命に関して、その起源と進化、絶滅の原因とプロセス、形態や生態の多様性を環境の進化・変動との関わりという視点に立って、 地球惑星科学及び生物学の両側面から理解を目指す研究分野.

選ばれた代議員(社員)の方々は,団体(学協会)会員とともに、定時・臨時社員総会(一般社団法人最高意思決定機関)において、 役員の選出、事業計画の承認、その他の連合の運営に関わる諸事項についての決議を行なうこととなります。 また、登録区分に概ね対応する各セクションのプレジデントはこの代議員の中から選挙によって選出されます。 各プレジデントのもとで構成されるサイエンスボードも、代議員を中心とした会員から選ばれ、 それぞれの領域における日本の地球惑星科学の今後の方針を策定する上で大きなリーダーシップを発揮することになります。

今回の選挙で選ばれる代議員の任期は、来年の4月から2年間となります。代議員の定数は、80名以上200名以内であり、 上記の代議員選挙公示日の前日における団体(学協会)会員の数の2倍となります。また、各登録区分において選挙で選出する代議員の数は、 上記の代議員定数のうち、5名ずつ(合計30名)を各登録区分に配分した後、残りの人数を、 選挙公示日における各登録区分における正会員の数によって比例配分した数となります。

正会員登録された方は、どなたでも代議員に立候補できます。方法は自薦あるいは本人の承諾のもとでの他薦で、 立候補者は、氏名、所属機関、推薦者氏名(正会員2名以上)、立候補する登録区分、立候補者の抱負または推薦文(100文字以内)をつけ、 他薦の場合は推薦承諾書を添えた立候補届けを、立候補受付期間内に、選挙管理委員会に届けることになります。

投票は、ウェブ上で行ないますが、上記の代議員選挙の投票締切日までに会員登録をされた個人会員の方は全員、 ご自分が選んだ登録区分に立候補された方々のなかから5名を選んで投票することができます。

現時点では第四紀学のような学際的な分野に直接対応する登録区分はありませんが、日本第四紀学会幹事会としては、第四紀学の理念を理解し、 連合の中でリーダーシップを取れる実績がある会員が、関連する各登録区分の代議員として選出されることを期待しています。 そのためにも、日本第四紀学会の会員には、できるだけ日本地球惑星科学連合の個人会員登録を行っていただき、 代議員選挙に参加していただきたいと考えています。

このページのトップへ


代議員選挙に関する日程

代議員選挙に関する日程は下記のようになっています。改めて、皆様の会員登録をお願いいたします。

代議員等の今後の選挙の日程

  • 8月 3日:代議員選挙公示
  • 8月17日:代議員選挙・立候補受付
  • 9月17日:代議員選挙・立候補受付締め切り
  • 10月 1日:代議員選挙・投票開始
  • 10月30日:代議員選挙・投票締め切り
  • 11月 6日:代議員選挙開票・結果報告
  • 11月 6日:セクションプレジデント選挙公示
  • 11月 9日:セクションプレジデント選挙候補受付開始
  • 11月20日:セクションプレジデント選挙候補受付締切
  • 11月30日:セクションプレジデント選挙投票開始
  • 12月21日:セクションプレジデント選挙投票締め切り
  • 12月25日:セクションプレジデント選挙・開票・結果報告

このページのトップへ


会員登録

会員登録は、以下のホームページから行うことができます。

http://www.jpgu.org/meeting/entry.html

個人情報登録(変更)の流れは、以下のようになります。

まず、「登録区分」を選択します。登録区分は、「宇宙惑星科学」「大気海洋・環境科学」「地球人間圏科学」 「固体地球科学」「地球生命科学」「地球惑星科学総合」の6つあります。 これは、「地球惑星科学総合」を除いて「セクション」と概ね対応するものです。 ただし、代議員を選出するために、代議員選挙の際の「選挙区」として主たる登録区分を1つだけ選択することになります (選挙権は、各会員に1票のためです)。

そのあとに、連合の学術活動を展開する5つの学術分野の「セクション」を1つまたは複数選択するようになっています。 セクションを選択することによって、各セクションからのお知らせ等を受け取ることができます。 選択しないセクションにおいても、口頭・ポスター発表を行うことは可能です。なお、「地球惑星科学総合」という登録区分は、 横断的な分野という意味ではなく、特定の専門分野を持たない高校教員やマスコミ関係者、 一般の方々などを対象とした登録区分を意図したものですので、対応セクションは設置していません。

既に取得されているIDはそのまま新連合に引き継がれています。登録IDをお持ちの方は、 下の「個人登録(個人情報登録IDをお持ちの方)」から連合の会員登録を行って下さい。

年会費については、一般が2000円となります。ただし、連合大会参加者は参加費との合計金額が大会参加費と同額になるように設定されています。 したがって、これまでに連合大会に参加されていた方々の実質的な負担はこれまでと変わりません。

大学院生及び定収入の無い研究生の会費は年額1,000円です(所定の手続きが必要です。 2009年4月1日から2010年3月31日までの間、大学院生及び研究生である方に適用されます)。 学部生及び高校生以下は会費及び連合大会参加登録料が無料です。70歳以上は連合大会参加登録料のみが無料です。

このページのトップへ

日本地球惑星科学連合関連情報のページへもどる