日本第四紀学会が主催・共催・後援するイベント(2022年度終了分)
日本学術会議シンポジウム「最終氷期以降の日本列島の気候・環境変動と人類の応答」
最近の十数年間に、古気候、古環境や人類・考古の研究は大きく進展し、多くの新しい発見がありました。本シンポジウムは、人類はどのように気候変動や環境変動に応答し現在に至ったかを、日本列島を中心に古気候、古海洋、人類、考古の各専門分野の最前線で活躍する人たちが、最新の研究成果とともに紹介します。
- 日時:2023年6月11日 13:00-17:20
- オンライン,参加費無料,事前登録制
- プログラムの詳細は,以下のURLをご覧ください.
https://www.esrec.shimane-u.ac.jp/docs2/2023042500015/ - 参加登録:https://www.leaf2.shimane-u.ac.jp/enquete/no/inqua_sympo
- フライヤー:https://www.esrec.shimane-u.ac.jp/docs2/2023042500015/file_contents/230502.pdf
- プログラム:
13:00-13:10 開会挨拶・趣旨説明 齋藤文紀
13:10-13:30 阿部彩子「過去15万年間の気候変動」
13:30-13:50 海部陽介「現生人類がたどってきた道」
13:50-14:10 横山祐典「アイスエイジから現在までの海水準:ヒトは歩いて海峡を渡れたか?」
14:10-14:30 郭 新宇「最終氷期における日本周辺の海洋環境」
14:30-14:40 休憩
14:40-15:00 中川 毅「年縞から見た「暴れる気候」と人間の歴史」
15:00-15:20 出穂雅実「日本列島の現生人類文化の出現、定着、変化」
15:20-15:40 太田博樹「古代ゲノムから見た日本列島の現生人類」
15:40-15:50 休憩
15:50-16:10 中塚 武「樹木年輪から見た年から十年単位の気候変動」
16:10-16:30 松本直子「縄文・弥生社会の環境構築」
16:30-17:10 綜合討論 司会 長谷部徳子,出穂雅実
17:10-17:20 閉会挨拶 諏訪 元
公開シンポジウム「縄文時代早期人とその生態―群馬県居家以岩陰遺跡を中心に―」
- 主催:日本第四紀学会・領域4(人類と生物圏)
科研費基盤研究S「半定住狩猟採集民の社会組織と葬制:骨考古学先端技術との連携による先史社会の復元」(代表:谷口康浩,國學院大學) - 世話人:谷口康浩(國學院大學),工藤雄一郎(学習院女子大学),那須浩郎(岡山理科大学),百原新(千葉大学)
<趣旨>
日本第四紀学会は2017年度から5つの領域を中心とした活動に移行し,領域4「人類と生物圏」では人類と生物圏・環境の動的相互作用に関係する諸テーマに関する研究活動を支援・推進しております。
今回のシンポジウムでは,縄文時代早期を中心とした遺跡であり,多数の埋葬人骨が出土して注目を集めている群馬県居家以岩陰遺跡での研究成果を中心として,縄文時代早期という時期の特徴や,縄文時代早期人とその生活,当時の古環境などを議論します。日本第四紀学会の会員の皆様だけでなく,後氷期初頭におけると人と環境の関わりに関心がある皆様もぜひご参加ください。
- 日程: 2023年3月5日(日) 10〜17時
- 開催方法:オンライン開催(Zoomミーティング,最大500名まで,事前登録制)
- プログラム
10:00〜10:05 開会挨拶
10:05〜10:50 谷口康浩(國學院大學) 居家以岩陰遺跡の重要性
10:50〜11:20 百原 新(千葉大学) 縄文時代早期の古環境
11:20〜11:50 工藤雄一郎(学習院女子大学) 居家以岩陰遺跡の年代
昼休憩(70分)
13:00〜13:30 近藤 修(東京大学) 縄文時代早期人の特徴
13:30〜14:00 植田信太郎(東京大学)・水野文月(東邦大学) DNA分析が明らかにする縄文早期人の系統関係休憩(10分)
14:10〜14:40 那須浩郎(岡山理科大学) 縄文早期人の植物利用―炭化種実分析から
14:40〜15:10 山崎京美(國學院大學文学部兼任講師) 動物遺存体からみる縄文早期の動物利用と古環境15:10〜15:40 大工原 豊(國學院大學栃木短期大学) 黒曜石からみる縄文早期人の行動領域
休憩(10分)
15:50〜17:00 パネルディスカッション
閉会挨拶
<事前登録について>
日本第四紀学会の会員に限らず,どなたでもご参加いただけます。(参加費無料,先着500名まで)
3/4(土)までに以下のリンクにある申込みフォームから,事前登録を行ってください。登録後,ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
事前登録URL:
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZAtd-usrj8oGNdpPTHRtnYAm5j8xsNo8lPW
※登録者・参加者の上限を500人に設定しております。参加登録者が500名を越えた場合は新規の参加登録ができませんのでご注意ください。
2022年日本第四紀学会 学会賞・学術賞記念講演会のお知らせ
- 期日:2023年2月18日(土)9:30〜12:30
- 参加方法:Zoom によるオンライン講演会、無料(非会員の方でも参加できます)。
以下のリンクにある申込みフォームから,2月17日(金)までに事前登録を行ってください。登録後,ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。 - 事前登録URL:https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZ0sd--orzsoHtHDnpawJoY-EtiJ9vnHviQi
※登録者・参加者の上限を500人に設定しております。
参加登録者が500名を越えた場合は新規の参加登録ができませんのでご注意ください。 - プログラム
9:30〜 9:35 開会挨拶
9:35〜10:25 学会賞受賞講演 池原 研会員10:25〜10:35 休憩
「巨大地震時に海底で起こること,そしてその地層記録と新たなチャレンジ」
10:35〜11:25 学術賞受賞講演 須貝俊彦会員11:25〜11:35 休憩
「湿潤変動帯島弧の山地・河川・平野の地形発達史研究−回顧と展望−」
11:35〜12:25 学術賞受賞講演 澤井祐紀会員「地層の記録が明らかにする過去の巨大地震・津波」12:25〜12:30 閉会挨拶
第32回社会地質学シンポジウム
- 開催日:2022年11月25日(金)・26日(土)
- 開催方式:会場(日本大学文理学部)・オンラインのハイブリッド(予定)
- 主催:社会地質学会
- 共催:(NPO)日本地質汚染審査機構,日本第四紀学会ほか
詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.jspmug.org/envgeo_sympo/32nd_sympo/