日本第四紀学会が主催・共催・後援するイベント(2019年度終了分)
日本第四紀学会2019年 学会賞・学術賞受賞記念講演会
[重 要]:日本第四紀学会2019年 学会賞・学術賞受賞記念講演講演は2020年大会(オンライン)にて12月27日に行われます
[期 日]:2020年2月29日(土)
[場 所]:帝京平成大学 中野キャンパス(下記URL参照)
https://www.thu.ac.jp/access/access_nakano/nakano
- 13:00- 受付開始
- 13:30-13:35 開会あいさつ
- 13:35-14:25 学術賞受賞講演 長橋良隆 会員
「層序と火山ガラスの化学組成に基づくテフラ研究」
- 14:25-14:35 休 憩
- 14:35-15:25 学術賞受賞講演 奥野 充 会員
「火山活動史と古環境・考古編年に関する放射性炭素年代学的研究」
第24回「震災対策技術展」横浜
2月6日(木)〜7日(金)の2日間、パシフィコ横浜にて、標記展示会が開催されます。本展では、地震・豪雨・気象災害製品、電力対策、BCP対策製品を含む最新の災害対策製品、ソリューション等を、約1,000点もの規模で展示。また、同時開催される地震・自然災害対策セミナーは陸上自衛隊 陸上総隊司令部、環境省、警察庁、等の中央省庁の災害への取り組みをはじめ、今年の豪雨被害をテーマにしたセミナーを含む最新情報・研究成果報告が、65セッション催され、全て無料で聴講いただけます。
「震災対策技術展」横浜HPに於いて、来場申込、セミナー聴講申込を受付中です。皆様のご来場、ご聴講を心よりお待ちしております。
招待状申し込みはこちらから
→ https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/visit/
セミナー申し込みはこちらから
→ https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/semi-info/
- 開催概要
[催 事]:第24回「震災対策技術展」横浜
[日 時]:2月6日(木)〜2月7日(金) 10:00〜17:00
[会 場]:パシフィコ横浜 Dホール
[参 加]:無料(事前登録制、ホームページにて受付中)
[特別企画]:
ハザードマップ配布コーナー、出展者資料配布コーナー、非常食試食体験コーナー、災害アプリ体験コーナー、防災グッズ展示コーナー、等[同時開催]:第11回「振動技術展」
URL http://www.shinsaiexpo.com/yokohama/ - 出展製品一部紹介
- 震災対策総合製品
地盤改良技術、耐震設計コンサルティング、耐震天井、滑り監視レーダー、高所避難装置、落下防止ネット、落下センサー、耐震マット、災害シュミレーション、等 - 備蓄対策製品
非常食(カレーライス、牛丼、五目ご飯、煮物等)試食、車内備蓄用品、災害用トイレ、エレベーター非常用BOX、防災用品(保存水・防災グッズ、資機材)、等 - 電力対策製品
LPガス非常用発電機、非常用電源装置、蓄電池、ソーラー電源、ソーラー避難誘導塔、LED表示装置、水電池応用製品、ディーゼルエンジン発電機、等 - 非常時通信対策、BCP関連
無線機、衛星携帯電話、無線システム、緊急地震速報、地震被害推定情報、BCPソリューションサービス、SNS緊急情報サービス、安否確認システム、等
出展者の詳細はこちらから
→ https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/exhibit_list/ - 震災対策総合製品
多摩川中上流域上総層群調査研究シンポジウム
多摩地域の地下に厚く堆積する「上総層群」。11の自治体と3つの大学・研究機関が連携し、3年間にわたってこの上総層群の実像について調査・研究を進めてきました。自然地理学・古生物学・水文学の三分野からのアプローチによる新たな発見などの成果を交えながら、これまで知られてこなかった私たちの暮らしを支える大地の姿に迫ります。
[日 時]:令和2年2月2日(日) 午後2時開会(午後1時30分開場)
[場 所]:羽村市生涯学習センターゆとろぎ 小ホール JR羽村駅東口下車 徒歩8分
[内 容]:
基調講演
自然地理学 鈴木 毅彦氏(首都大学東京 教授)
古生物学 樽 創氏(神奈川県立生命の星・地球博物館 主任学芸員)
水文学 鈴木 秀和氏(駒澤大学 准教授)
[パネルディスカッション]:
コーディネーター: 鈴木 毅彦氏
パネリスト
古生物学 樽 創氏
木村 敏之氏(群馬県立自然史博物館 生物研究係長・学芸員)
福嶋 徹氏(昭島市文化財保護審議会委員・むさしの化石塾)
水文学 鈴木 秀和氏 松山 洋氏(首都大学東京 教授)
*総合司会 北村 和寛氏(青梅市郷土博物館 館長)
[定 員]: 150名(事前申し込み不要/先着順)
[費 用]: 無料
[主催者]: 多摩川中上流域上総層群調査研究プロジェクト実行委員会
[後 援]: 日本古生物学会 日本第四紀学会
地球環境変動と人間活動―世界各地で急速に深刻化する地球温暖化の影響と対策―
日 時: 2019年12月21日(土)13:00 〜 17:00
会 場: 日本学術会議講堂
主 催: 日本学術会議 地球惑星科学委員会 地球・人間圏分科会
後 援: JpGU、地理学連携機構、日本地理学会、東京地学協会、日本第四紀学会、日本地形学連合、日本水文科学会
趣旨説明:
地球温暖化による異常気象は既に多くの人々の共通認識になりつつあるが、気候変動の影響範囲は世界各地の気候や植生に具体的な影響を及ぼし始めている。極域や砂漠、高山といった人類生活にとって極限的な環境の地域や、陸と海の境界など縁辺域ではとくに顕著である。こうした影響は一部に留まらず、世界規模の災害や食料問題にも発展する可能性がある。既に現実のものとなりつつある温暖化の様々な問題を総合的に認識し、国際社会における対策の方向性を議論する。
全体司会: 山田育穂(日本学術会議連携会員 東京大学空間情報科学研究センター教授)
プログラム:
- 13:00-13:05 開会の挨拶... 平田 直(日本学術会議連携会員 東京大学地震研究所教授)
- 13:05-13:15 趣旨説明... 鈴木康弘(日本学術会議連携会員 名古屋大学減災連携研究センター教授)
- 13:15-13:35 海と陸の境界―デルタで何が起きているか... 齋藤文紀(日本学術会議連携会員 島根大学エスチュアリー研究センター教授)
- 13:35-13:55 海と陸の境界―サンゴ礁の急激な変化... 山野博哉(国立環境研究所生物・生態系環境研究センター長)
- 13:55-14:15 海洋生態系に対する脅威と海洋環境の保全... 植松光夫(日本学術会議連携会員 東京大学名誉教授)
- 14:15-14:35 極域雪氷圏の環境変化―南極・グリーンランド氷床と山岳氷河の融解... 澤柿教伸(法政大学社会学部准教授)
- 14:35-14:50 休憩
- 14:50-15:10 高緯度地域の環境変化―シベリアとモンゴルの永久凍土の変動... 檜山哲哉(名古屋大学宇宙地球環境研究所教授)
- 15:10-15:30 乾燥地域の環境変化と農牧業―砂漠化の変遷... 篠田雅人(日本学術会議連携会員 名古屋大学大学院環境学研究科教授)
- 15:30-15:50 人類世における水問題... 谷口真人(日本学術会議連携会員 総合地球学研究所副所長)
- 15:50-16:10 気候変動と人類... 稲村哲也(日本学術会議連携会員 放送大学教授)
- 16:10-16:55 総合討論:司会... 小口 高(日本学術会議連携会員 東京大学地理空間情報センター教授)
- 16:55-17:00 閉会の挨拶... 奥村晃史(日本学術会議連携会員 広島大学教授)
問い合わせ先:
鈴木康弘(名古屋大学)052-788-6037 dmrc.nagoya.geo@gmail.com
仙台・宮城の自然環境の成り立ちとその管理方法
日 時: 2019年12月14日(土)10:00〜16:10
会 場: 東北学院大学 土樋キャンパス ホーイ記念館 H304教室
〒980-8511 仙台市青葉区土樋一丁目3-1
主 催: 日本第四紀学会・日本ジオパークネットワーク
目 的:
地域の自然環境は,過去の地球の変動のなかでつくられてきたものであり,その過程を知ることは,現在の自然環境の適切な管理の方法を考えるうえで必須のこととなります.特に第四紀といわれる約260万年前から現在までの環境の変動は直接的に現在の自然環境の成立に影響しています.本シンポジウムでは,東北地方を題材として,これまでの研究で明かにされてきた,様々な自然環境の成立過程やその変遷について理解を深めます.そして自然環境の保全と活用の活動をすすめている東北各地のジオパークから,その実践について報告していただき,今後のより良い自然環境管理の方法を考えていきたいと思います.
プログラム:
- 趣旨説明
- 10:00-10:30 目代邦康(東北学院大学:会員):自然環境の保全と活用に対しての第四紀学の役割
- 第一部 第四紀における仙台・宮城の自然環境の成立と,人との関わり
- 10:30-11:00 松本秀明(東北学院大学:会員):仙台平野の地形と近年の海岸後退の実態
- 11:00-11:30 嶋田哲郎(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団):宮城県の湿地環境の保全
- 11:30-12:00 西城 潔(宮城教育大学:会員):丘陵地の地形の成り立ちと,人の里山の利用
- 第二部 ジオパークからみる自然環境の保全と活用,サイエンスコミュニケーション
- 13:15-13:45 佐藤英和(栗駒山麓ジオパーク)・宮城豊彦(東北学院大学・会員):災害遺構としての地すべり地形の保全と防災活動
- 13:45-14:15 石川 智(下北ジオパーク:会員):ジオパークにおける海岸清掃活動の意義と広がり
- 14:15-14:45 岸本誠司(鳥海山・飛島ジオパーク)自然環境の保全と地域の内発的発展
- 14:45-15:15 伊藤健太郎(ゆざわジオパーク):ジオパークは,地球科学についての「科学コミュニケーションの場」になりうるのか
- 第三部
- 15:20-16:10 総合討論
第29回環境地質学シンポジウム
日 時: 2019年11月29日(金)・30日(土)
会 場: 日本大学文理学部図書館3階オーバル・ホール
(最寄駅:京王線「下高井戸駅」もしくは「桜上水駅」 会場まで各駅から徒歩8分)
主 催: 社会地質学会
共 催: 日本第四紀学会、日本地質学会、ほか
後 援: IUGS-IFG ほか
参加費(論文集込み): 社会地質学会員 4,000円 非会員 6,000円
・共催・協賛団体会員の参加費は非会員価格から一律1,000円引。
・ 学生・大学院生の参加費は無料(ただし、論文集無し)。
・CPD の取得が可能です。
詳細情報等はHP:https://www.jspmug.org/まで
筑波山地域ジオパーク主催シンポジウム「研究の最前線〜中期更新世以降の関東平野北東部の地質と地形発達〜」
日 時: 2019年10月19日(土) 13:20〜17:00(13:00開場)
会 場: つくば市役所コミュニティー棟会議室 1 つくば市研究学園一丁目1番地1
主 催: 筑波山地域ジオパーク推進協議会
共 催: 日本地質学会関東支部
後 援: 日本第四紀学会 ほか
参加費: 無料
シンポジウムの趣旨:
筑波山の美しさはその山姿もさることながら、関東平野からいきなり877メートルの山体がそびえていることだと言われている。筑波山地域ジオパークではこの山と平野の特徴をテーマの一つにしているが、当地域の平野の研究については、かつては盛んに行われたが最近の研究は限られているように思われる。本シンポジウムでは当地域とその周辺に関連する最新の研究成果を持ち寄り、分かってきたことと課題を明らかにする。そのことから、関東平野の全体像のなかでしめる筑波山地域の関東平野の特性を明らかにし、ジオストーリーを構築する一助とする。
プログラム:
- 13:20〜13:30 開会あいさつ・趣旨説明
- 13:30〜14:00 地形を見る目をつくばでみがこう 池田 宏(元筑波大学・深田地質研究所)
- 14:00〜14:30 過去 40 万年間の関東平野の地形発達史 須貝俊彦(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
- 14:30〜15:00 関東平野中部に埋没する木下層の開析谷とその意義 中澤 努(産総研地質情報研究部門)
- 15:00〜15:10 ― 休憩 ―
- 15:10〜15:40 筑波山周辺の丘陵と台地の成り立ち、関東平野東縁の海成段丘 大井信三(産総研地質情報研究部門)
- 15:40〜16:10 筑波山周辺の山麓緩斜面と土石流 大八木規夫(深田地質研究所)
- 16:10〜16:55 ― 総合討論 ―
- 16:55 終了あいさつ
問い合わせ・参加申し込み:
つくば市ジオパーク室(geo298@city.tsukuba.lg.jp)宛に、Subject欄に「関東平野シンポ」と記入し、本文中に参加者の氏名(所属)をご記入下さい。
詳細は下記サイトをご参照下さい.
https://tsukuba-geopark.jp/