日本第四紀学会
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日本第四紀学会が主催・共催・後援するイベント(2017年度終了分)

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International Focus Group on Tephrochronology and Volcanism (INTAV) からのお知らせ

INTAV 主催の2018年野外研究集会のFirst circularが公開されました。

[集会名]: Crossing New Frontiers - Tephra Hunt in Transylvania

[場 所]: ルーマニア

[時 期]: 2018年6月24〜29日

詳細はFirst circularをご覧下さい。下記のINTAVサイトからダウンロードできます。
http://www.comp.tmu.ac.jp/tephra/intavtmu/top.html

[問い合わせ先]:鈴木毅彦(suzukit(at)tmu.ac.jp) ※ (at) 部分を @ (半角)に置き換えて下さい。

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日本第四紀学会ミニシンポジウム「首都圏の地下を探る」

[日 時]: 6月17日(日)13:00〜15:00

[開催場所]
日本大学文理学部 図書館オーバル・ホール
(3号館から変更になりました。正門を入って左側になります。)
アクセスマップ https://www.chs.nihon-u.ac.jp/access/
キャンパスマップ https://www.chs.nihon-u.ac.jp/map/
・京王線・東急世田谷線 下高井戸駅 下車 徒歩8分
・京王線 桜上水駅(急行停車駅) 下車 徒歩8〜10分
・小田急線 経堂駅 下車 徒歩20〜25分

[講演者]
遠藤邦彦(日本大学名誉教授)
 「東京の地盤の成り立ち‐東京層を中心にボーリング資料の解析等に基づいて‐」
中澤 努(産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地質情報研究部門)
 「首都圏の3次元地下地質情報の整備」

首都圏では人工物に覆れて、私たちは足元(地面の下)にある地層に触れる機会が少なくなりました。しかし、目には見えなくても、首都圏の地下に分布する地層(特に更新世以降の地層)は私たちの生活と深くかかわっています。その地質がどうのようにしてできてきたのか、また地下の地質情報がどのように整備され利用されようとしているのかについて紹介します。

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日本第四紀学会シンポジウム「改めて問う “縄文海進”とは何か?−第四紀学的視点からの再検討−」のお知らせ

ポスターのダウンロード(pdf 1MB)

[日 時]: 2018年2月17日(土)13時〜18時

[場 所]: 明治大学・駿河台キャンパス・アカデミーコモン9階309B教室

[アクセス]: JRお茶の水駅から徒歩3分 (http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

[主 催]: 日本第四紀学会

[共 催]: 産業技術総合研究所 地質調査総合センター,情報・システム研究機構 国立極地研究所

[後 援]: 文部科学省 科学研究費助成事業 新学術領域研究
        「熱−水−物質の巨大リザーバ:全球環境変動を駆動する南大洋・南極氷床」

[世話人]
三浦英樹(国立極地研究所)、奥野淳一(国立極地研究所)、藤原 治(産業技術総合研究所)、松浦秀治(国立科学博物館)

[趣 旨]
  “縄文海進”は、日本人には広く知られている言葉です。これは、縄文時代の貝塚の分布とその地形から知られる、現在の海岸線より内陸まで海が広がった現象に対して名付けられたものです。この現象が生じた原因はいったいどういうものなのでしょうか?縄文時代には地球規模の温暖化が生じて極地の氷河が融解したために海面が上昇し、その後、再び寒冷化して極地の氷河が拡大して海面が下がったことで海進や海退が生じたと考える人が多くいます。しかし、地球規模の視点で考えると、必ずしもそうではないことがわかってきました。日本列島における“縄文海進”の海面変化やその正確な時代、この時期の温暖化の実態や原因、これらが自然環境やヒトの文化に与えた影響についても、まだまだ、たくさんの謎が残されているようです。このシンポジウムでは、地形や遺跡などで身近に知られてきた“縄文海進”をテーマに、考古学、地形学、地質学、氷河学、地球物理学、古生物学、古海洋学などの第四紀学の様々な分野の最新の知識を集めて、私たちが知っている、これまでの“縄文海進”のイメージや常識について、皆さんと一緒に考え直して、これからの課題を探ってみたいと思います。

[プログラム]

  • 13:00−13:05
    開会の挨拶(齋藤文紀:日本第四紀学会会長・島根大学・産業技術総合研究所)
  • 13:05−13:15
    趣旨説明(三浦英樹:国立極地研究所)
  • 13:15−13:45
    “縄文海進”の研究史と用語・編年に関する諸問題(辻 誠一郎:東京大学)
  • 13:45−14:15
    “縄文海進”の海域環境と人間活動(一木絵理:上高津貝塚ふるさと歴史の広場)
  • 14:15−14:45
    “縄文海進”とその前後の北半球氷床・南極氷床の変動史と海水量(三浦英樹:国立極地研究所)
  • 14:45−15:15
    縄文時代以降の海面変化を引き起こす様々な要因ーハイドロアイソスタシーの役割ー(奥野淳一:国立極地研究所)
  • 15:15−15:20 休憩
  • 15:20−15:50
    晩氷期以降における落葉広葉樹林から常緑広葉樹林/スギ林への移行時期の地域的な相違(高原 光:京都府立大)
  • 15:50−16:20
    二枚貝の微細成長縞を用いた“縄文海進”期の高精度気候復元(宮地 鼓:国立アイヌ民族博物館設立準備室)
  • 16:20−16:50
    “縄文海進”期における黒潮の水温と流路(池原 実:高知大)
  • 16:50−17:20
    旧海面高度の復元と地震性地殻変動解読への応用、問題点(藤原 治:産業技術総合研究所)
  • 17:20−17:55
    総合討論(司会:松浦秀治:日本第四紀学会副会長・国立科学博物館)
  • 17:55−18:00
    閉会の挨拶(鈴木毅彦:日本第四紀学会副会長・首都大学東京)

[問い合わせ先]:日本第四紀学会事務局
E-mail:daiyonki(at)shunkosha.com ※ (at) 部分を @ (半角)に置き換えて下さい。

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日本第四紀学会シンポジウム「ジオパークと学校教育」のお知らせ

[日 時]: 平成29年12月16日(土)9:30-17:00

[場 所]: お茶の水女子大学共通一号館301(〒112-8610 文京区大塚2-1-1)

[アクセス]: 東京メトロ丸の内線茗荷谷駅,有楽町線護国寺駅から徒歩8分

[主 催]: 日本第四紀学会

[後 援]: 日本地学教育学会,日本ジオパークネットワーク(予定)

[参加費]: 無料。どなたでもご参加いただけます。定員はありません。

[コンビーナー]: 植木岳雪(千葉科学大学),川村教一(秋田大学),浅野眞希(筑波大学)

 現在日本には43地域のジオパークがあり、日本各地にジオパークが拡がってきている。ジオパークにおける活動は保全・教育・ツーリズムの3つに分けられ、学校教育に関する取り組みにもさまざまなものがある。そこで、ジオパークにおける学校教育のあり方や具体的な取り組みの方法を議論して、ジオパークの活動のいっそうの充実を図り、学会としてジオパークを支援する。あわせて、ジオパークにおける学校教育の取り組みに第四紀学的な内容を取り入れることを議論したり、ジオパーク関係者が第四紀学会に入って活躍してもらうことを期待したい。

[プログラム]

  • 09:30-09:35 あいさつ
  • 09:35-10:00 植木岳雪(千葉科学大学)ジオパークと第四紀学
  • 10:00-10:25 藤岡達也(滋賀大学)ジオパークと理科教育・ESD
  • 10:25-10:50 久田健一郎(筑波大学)ジオパークと地学教育
  • 10:50-11:15 川村教一(秋田大学)ジオパークと大学教育
  • 11:15-11:40 小原規宏(茨城大学)ジオパークとツーリズム
  • 11:40-12:00 萩谷ひろみ(常陸太田市立水府小学校)
             茨城県北ジオパークにおける小学校独自の取り組み
  • 12:00-13:00 休憩
  • 13:00-13:25 舟越洋二(十勝毎日新聞社)ジオパークと小学校教育
  • 13:25-13:45 菊地光和(男鹿市ジオパーク学習センター)
             男鹿大潟ジオパークにおける学校教育の取り組み
  • 13:45-14:05 星康彦(那須烏山市立南那須中)・小峯洋一(那須烏山市役所)
             那須烏山ジオパーク候補地における学校教育の取り組み
  • 14:05-14:25 山口珠美(箱根ジオパーク推進協議会)
             箱根ジオパークにおける学校教育の取り組み
  • 14:25-14:45 鈴木雄介(伊豆半島ジオパーク推進協議会)
             伊豆半島ジオパークにおける学校教育の取り組み
  • 14:45-15:10 休憩
  • 15:10-15:30 冨川友秀(静岡県立松崎高校)
             伊豆半島ジオパークにおける高校独自の取り組み
  • 15:30-15:50 中村有吾(室戸ジオパーク推進協議会)
             室戸ジオパークにおける学校教育の取り組み
  • 15:50-16:10 鈴木孝志(青梅市役所)社会教育からみたジオパーク
  • 16:10-17:00 コンビーナー 総合討論
  • 17:00- 懇親会

[問い合わせ]:植木岳雪(千葉科学大学)
メール: tueki(at)cis.ac.jp
※ (at) 部分を @ (半角)に置き換えて下さい。

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第3回アジア第四紀研究会議(ASQUA-3, 2017)のお知らせ

2017年9月4日〜8日に韓国済州島で開催される第3回アジア第四紀研究会議のホームページが開設されました。

http://www.asqua2017.org/

[ダウンロード]: サーキュラーとポスター

要旨の投稿締め切り、登録の締め切りが、5月31日になっています。
日本第四紀学会50周年記念の国際シンポを期に始まったアジア第四紀研究会議です。是非,ご参加ください。

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神奈川県立生命の星・地球博物館
2017年度特別展 地球を「はぎ取る」〜地層が伝える大地の記憶〜

ポスターのダウンロード(pdf 1.1MB)

当館が長年集めてきた「地層はぎ取り標本」を通じて、”大地の記憶”を読み解く特別展を開催しています。関東ローム層、貝塚、土壌、水月湖の年縞、東北地方太平洋沖地震による液状化や津波の痕跡など、幅広い種類の標本を展示しています。ぜひ小田原まで足をお運びください。

http://nh.kanagawa-museum.jp/exhibition/special/ex153.html

[会 場]:神奈川県立生命の星・地球博物館1階 特別展示室
箱根登山鉄道「入生田」駅下車 徒歩3分(小田原駅から3つ目)

[会 期]
平成29年7月15日(土)〜11月5日(日)
(9月以降は月曜日ほか休館日あり)

[時 間]:午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

[観覧料](常設展を含む):
20歳以上(学生を除く)720円、20歳未満・学生 400円、
高校生・65歳以上 200円、中学生以下無料

[主 催]:神奈川県立生命の星・地球博物館

[後 援]
神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)、日本地質学会、日本堆積学会、日本第四紀学会、日本ペドロジー学会、箱根ジオパーク推進協議会

[協 力]:農研機構・農業環境変動研究センター

[関連イベント]

  • 9月9日(土)13時30分〜15時30分 講演会
    「地層はぎ取り標本の作り方:石浜佐栄子(当館)」
    「はぎ取り試料から明らかにする古生物の行動:清家弘治 氏(東京大学大気海洋研究所)」
  • 10月21日(土)13時〜16時20分
    公開シンポジウム「”はぎ取り”で保存するー土壌、遺構、地層の世界」
    大倉利明 氏(農研機構・農業環境変動研究センター)、橋口 豊 氏(横浜市歴史博物館)、森山哲和 氏(考古造形研究所)、笠間友博(当館)

[問い合わせ]:神奈川県立生命の星・地球博物館
〒250-0031神奈川県小田原市入生田499
TEL: 0465-21-1515(代表) FAX: 0465-23-8846
http://nh.kanagawa-museum.j

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