日本第四紀学会が主催・共催・後援するイベント (2012年度終了分)
- 2013年6月22日
日本第四紀学会特別講演会「自然環境の過去・現在から未来を見据える:環境と自然災害」 - 2013年3月3日
日本第四紀学会2012年学会賞受賞者講演会のお知らせ - 2012年11月10日-11日
日本第四紀学会・埼玉県立自然の博物館・埼玉県立川の博物館共催 彩の国さいたまの自然を楽しむ野外見学会・ミニ講演会 - 2012年12月21-23日
古気候変動研究委員会の2012年度ワークショップ「更新世後期〜完新世の古気候指標の統合と気候編年」 - 2012年10月27日-28日
「銚子巡検」参加者募集 - 2012年8月13日
古地震・ネオテクトニクス研究委員会 野外集会のお知らせ(遠州灘沿岸の古地震・津波痕跡についての野外集会)
日本第四紀学会特別講演会「自然環境の過去・現在から未来を見据える:環境と自然災害」
主催 日本第四紀学会
共催 大阪大学大学院理学研究科,大阪大学総合学術博物館
協力 大阪大学21世紀懐徳堂
[日時]:2013年6月22日(土) 13:00-17:00 (12:30開場)
[場所]:大阪大学(豊中キャンパス) 大学院理学研究科D501講義室
(理学研究科A棟正面玄関から御入館ください)
(大阪モノレール柴原駅または阪急石橋駅下車 徒歩)
[参加費]:無料(申込不要、非会員の方も歓迎)
[プログラム]
- 開会挨拶
- 第1部【人類の時代の環境変動】
- 13:10-13:50 成瀬敏郎(日本第四紀学会2012年学術賞受賞者;兵庫教育大学名誉教授)
「第四紀の古環境変動と風成塵・レス」 - 14:00-14:40 兵頭政幸(日本第四紀学会2012年学術賞受賞者;神戸大学教授)
「地磁気の逆転と気候変化」
- 13:10-13:50 成瀬敏郎(日本第四紀学会2012年学術賞受賞者;兵庫教育大学名誉教授)
- 第2部【次の大地震・大津波を見据える】
- 15:10-15:50 寒川 旭(日本第四紀学会2011年学術賞受賞者;産業技術総合研究所)
「地震考古学への招待ーー遺跡から21世紀の大地震を考えるーー」
- 16:00-16:40 都司嘉宣(特別講演:深田地質研究所)
「歴代南海地震による、近畿圏での詳細震度分布、および津波被害」
- 15:10-15:50 寒川 旭(日本第四紀学会2011年学術賞受賞者;産業技術総合研究所)
- 閉会挨拶
[問合せ・連絡先]:
高田将志(奈良女子大学人文科学系)
e-mail: takada@cc.nara-wu.ac.jp 電話:0742-20-3323
谷 篤史(大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻)
e-mail: atani@ess.sci.osaka-u.ac.jp 電話:06-6850-5540
日本第四紀学会2012年学会賞受賞者講演会のお知らせ
(後援:名古屋大学大学院環境学研究科)
[期日]:2013年3月3日(日)13:30-15:15
(参加費無料、申し込み不要)
[会場]:名古屋大学 環境総合館 1階 レクチャーホール
[日程]:
- 13:00- 受付開始
- 13:30-13:35 開会挨拶
- 13:35-14:15 学会賞受賞者講演 :
中村 俊夫 会員 「AMS 14C年代が語りかけるもの」
(受賞件名:放射性炭素年代測定の高度化と普及への顕著な貢献) - 14:30-15:10 学会賞受賞者講演 :
河村 善也 会員
「私の第四紀哺乳類化石研究ー第四紀の哺乳類はおもしろいー」
(受賞件名:東アジアから日本列島における古脊椎動物の時空分布に関する研究) - 15:15閉会
なお、当日、11:00から幹事会、15:30から評議員会を開催予定です。
[問合せ・連絡先]:
高田将志(奈良女子大学人文科学系)
e-mail: takada@cc.nara-wu.ac.jp
電話:0742-20-3323
堀 和明(名古屋大学大学院環境学研究科)
e-mail: khori@lit.nagoya-u.ac.jp
日本第四紀学会・埼玉県立自然の博物館・埼玉県立川の博物館共催
彩の国さいたまの自然を楽しむ野外見学会・ミニ講演会
◆◆野外見学会(11月10日)◆◆
- 8時 深谷駅出発(バス移動)
深谷瓦工場、埼玉古墳群、吉見百穴、飯能材木工場、入間川河原 - 17時頃 熊谷駅解散(予定)
[対象]:小学校高学年以上
[参加費]:600円
希望者はお急ぎお申し込み下さい(先着30名まで)
埼玉県立川の博物館 杉内さん
048-581-7333
yuka_sugiuchi@river-museum.jp
◆◆ミニ講演会(11月11日)◆◆
- 9時30分〜16時50分
[会場]:埼玉県立川の博物館(寄居町)
[参加費]:事前申込者は入館料無料です
歴史、考古、産業、川、まんが、ジオパークなど、ご興味・関心のある講演を自由にお聞き下さい。
[プログラム]: http://www.river-museum.jp/event/cat74/post-150.html
★★申し込み、お問い合わせ★★
埼玉県立川の博物館 杉内さん
048-581-7333
yuka_sugiuchi@river-museum.jp
古気候変動研究委員会の2012年度ワークショップ 「更新世後期〜完新世の古気候指標の統合と気候編年」
2012.10.23 古気候変動研究委員会 公文富士夫
日本における古気候研究の課題の一つが,日本のローカルな気候指標の中から優れたものを選び出して統合し,
指標テフラ層を鍵として使って「標準的な層序」を作り上げることだと思います.
この日本版の「古気候編年層序」を軸にして各種・各地の資料を比較,検証し,さらなる改訂版を作成していくことによって,
日本における第四紀の環境変動や古気候変動を詳細に解明していくことができるものと考えます.
そのために,以下のように実働性の高いWSを開催しますので,参加を呼びかけます.
現在猪苗代湖では30mほどの深度までの学術掘削が進行しています.その最初の成果を公開し,
研究者間で調整する機会と併せて,長橋会員にお世話をいただいて,福島大学で開催することにしました.
皆様方の参加をお待ちしております.より詳細な情報は第四紀学会HPを通じて随時お知らせ致します.
2012.12.02 古気候変動研究委員会
関心を持たれた方々の応募と福島大の長橋さんとの相談に基づいて以下のようなプログラムを編成しました.
多くの方のご参加をお待ちしております.
これからも参加者を呼びかけますので,多少プログラムが変わることもありますが,ご了解下さい.
[開催日時]:2012年12月21〜23日
[場所]:福島大学
[目的]:「中・後期更新世の古気候情報の編年と統合」を目指してまずは 更新世後期における日本版の気候編年層序作成のための試案を作成し,提案する.
[プログラム]:
第1部 「猪苗代湖掘削の成果と第四紀の気候・環境変動」
場所:福島大学共通講義棟・M21 (福島大・キャンパスマップ no. 11)2012年12月21日 午後
- 12:30〜13:00 長橋良隆(福島大学):「磐梯朝日遷移プロジェクトにおける猪苗代湖湖底堆積物掘削の意義」
- 13:00〜13:45 公文富士夫(信州大学):「湖沼堆積物研究の重要性:グローバルな古気候変動の視点から」
- 13:45〜14:30 廣瀬孝太郎(福島大学):「猪苗代湖湖底堆積物の岩相層序とその特徴」
- 14:40〜17:30 猪苗代湖ボーリングコアに関する研究打ち合わせ
第2部 「更新世後期〜完新世の古気候指標の統合と気候編年
場所:共生システム理工学類後援募金記念棟 ( 福島大・キャンパスマップ no. 41 )2012年12月22日
- 13:00 公文富士夫 「ワークショップの趣旨説明」
- 13:20 奥野 充・鳥井真之・山田和芳・篠塚良嗣・檀原 徹・五反田克也・米延仁志・安田喜憲 「秋田県,一ノ目潟ボーリングコアの指標テフラ:その認定と意義」
- 13:40 山田和芳・井村隆介・原口 強・米延仁志・上田圭一・林田 明・横田敬作 「鹿児島県藺牟田池ボーリングコアに記録される過去3万年間のテフラ層序」
- 14:00 長橋良隆 「琵琶湖・野尻湖および高野層のコア試料からみた更新世−完新世のテフラ層序」
- 14:20 中里裕臣 「東北起源のMIS7.3広域テフラ」
- 14:40 池原 研 「日本周辺海域の広域テフラの堆積年代」
- 15:20 中沢祐一 「古気候指標としての黒曜石水和層法の可能性」
- 15:40 井内美郎 「琵琶湖堆積物の生物源シリカ量変動から見た第四紀後期の気候変動の諸問題」
- 16:00 公文富士夫・田原敬治・河合小百合「野尻湖堆積物および高野層のTOC量変動からみた過去16万年間の気候変動」
- 16:20 卜部 輔・公文富士夫 「日本海堆積物のTOC量変動からみた過去12万年間の 気候変動」
- 16:40 池原 実 「北西太平洋黒潮域における海洋コアの酸素同位体比層序」
- 17:00 総合討論
- 18:30 懇親会 (福島市内で)
12月23日
<古気候情報のまとめ方についての相談と作業>
- 9:30〜 基準とする指標テフラの選定と年代について
- 10:30〜 古気候プロキシーの選定と統合
Lisieckiによる統合作業プログラム「Match」「Autocomp」の利用など - 11:30〜 今後の課題:整理と作業 (12時過ぎに解散予定)
[宿泊・交通]:福島大は福島駅から電車で2駅(金谷川駅下車)なので,福島駅付近のホテルが便利です. 予約は各自でお願いします..
[参加者募集]:研究発表は,日本と周辺海域における, 指標テフラ(分布と年代論)や各種の古気候プロキシーに関するもの限定させていただきます
- 気候編年を目指して気候指標のデータを提供(公開)して頂ける方
- 情報収集のために参加される一般会員・学生の方
[申し込み期限と必要情報]:
- 講演(基本は口頭講演)を申し込む方
- 講演者名・タイトル,責任者連絡先(e-mail address必須):11月22日までに.
懇親会(12月22日夜)への参加の有無もお知らせ下さい. - 要旨およびテフラ・古気候資料の提出:12月3日
- 講演者名・タイトル,責任者連絡先(e-mail address必須):11月22日までに.
- 一般参加で講演をしない場合
- 氏名,連絡先(e-mail address必須),懇親会(12月22日夜)への参加の有無
[申込先]:公文富士夫 電子メールアドレス shkumon@shinshu-u.ac.jp,
〒390-8621松本市旭3-1-1 信州大学理学部物質循環学科
Tel. 0263-37-2479 Fax.0263-37-2560
「銚子巡検」参加者募集
「銚子巡検」のお知らせ(日本第四紀学会後援)
日本地質学会関東支部主催、関東地質調査業協会共催、日本第四紀学会後援で以下のように銚子周辺の巡検が行われます。 巡検では、銚子周辺の中生代から第四紀までの地層や広域火山灰等を観察し、 宿泊先では案内者から分かりやすい講義も予定しています。
[開催日時]:2012年10月27日(土)〜28日(日),1泊2日
[主なルート]:
- 1日目 8:30JR錦糸町駅南口付近発→11:00〜16:30銚子周辺→17:00宿
- 2日目 8:00宿→8:30〜15:30屏風ヶ浦周辺→18:00錦糸町駅解散
[募集対象・募集人数]:会員および一般,40名程度
[参加費]:17,000円(学生は10,000円).宿泊代(二食+2日目昼食)および往復貸し切りバス代を含む. 初日の昼食は各自弁当持参.
[講師]:高橋雅紀氏(産総研),鈴木毅彦氏(首都大学東京)
[申し込みの締切日時]:10月20日(土)17時.
[申し込み・問い合わせ]:
加藤 潔(駒澤大学) kiyoshi.katoh@gmail.com
細根清治(株式会社東建ジオテック) s.hosone@tokengeotec.co.jp
(地質学会関東支部) http://kanto.geosociety.jp/
古地震・ネオテクトニクス研究委員会 野外集会のお知らせ(遠州灘沿岸の古地震・津波痕跡についての野外集会)
古地震・ネオテクトニクス研究委員会では,南海トラフ東部で発生した古地震の痕跡を訪ねる野外集会を開催します. 遠州灘沿岸では,歴史地震に伴う津波や地殻変動が知られていますが, その痕跡(津波堆積物や海岸段丘)が地層や地形にどのように記録されているかは十分には分かっていません. このような痕跡を地層や地形から読み出すことは,過去の履歴を知り,将来の地震や津波に備えるための貴重な情報となります. 地層からの津波堆積物の識別や活用方法など,東北地方太平洋沖地震以降に注目が集まっている問題についても議論したいと思います.
[日程]: 8月13(月)日帰り
掛川駅よりチャーターバスで往復,昼食持参
(掛川駅9時20分集合:東京からは9:10掛川着の新幹線あり)
1/2.5万地形図「袋井」,「御前崎」
[講師]: 藤原 治(産業技術総合研究所)・吾妻 崇(産業技術総合研究所)
[内容]:
- 10:00〜12:00 静岡県磐田市の元島遺跡周辺:歴史津波堆積物の観察
(昼食は各自、お弁当で) - 12:40〜14:00 静岡県掛川市大須賀:宝永地震で隆起した湊跡(横須賀湊)の観察
- 14:40〜16:30頃 御前崎周辺:完新世海岸段丘群の観察
[参加定員]: 20名(先着順)
[参加費](予定): 3000円程度(チャーターバス代)
自宅から掛川駅までの移動はご自分でお願いします。
[申し込みメールアドレス]申し込みは,o.fujiwara@aist.go.jpで受付いたします.
[申し込み締めきり]: 2012年8月3日(金) ※申し込み後,個別にご連絡いたします.
※申し込みフォーマットの詳細はこちらをご覧下さい ⇒ (pdf file 134KB)