日本第四紀学会
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日本第四紀学会が主催・共催・後援するイベント (2010年度終了分)

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緊急シンポジウム「巨大地震を探る−第四紀学からのアプローチ−」

[日 時]:2011年7月10日(日)11:30-17:30
11:30-13:00 ポスター掲示・コアタイム
宮古市役所で撮影された津波映像を上映(11:30-と12:00-の2回)
13:00-16:55講演
16:55-17:25総合討論
→プログラムは こちら(pdf形式:約60KB)

[会 場]:東京大学理学部1号館2F小柴ホール(定員180名程度:ホール外にモニター有)

[参加費]:会員・非会員ともに無料です(事前登録が必要です)

[主 催]:日本第四紀学会・古地震ネオテクトニクス研究委員会

[内 容]:2011年東北日本太平洋沖地震と津波に関する招待講演を2件と, 古地震研究およびネオテクトニクスに関する講演を5件行ない, 今回の地震と津波を第四紀学の視点から検討する.また,緊急調査成果に関するポスター発表を行う.

[講 師]:島崎邦彦・佐竹健治(以上,招待講演) ・澤井祐紀・鈴木毅彦・遠田晋次・吾妻崇・藤原治

[ポスター]:東北地方太平洋沖地震およびその余震に関する緊急調査成果をご紹介下さい.

  • 発表を申込みされる方は,参加申込と併せて 「発表者・タイトル・発表内容(150-300字程度)」をお送り下さい.       
  • ポスターのサイズは最大で高さ180cm×幅90cmです.

[参加申込・連絡先]:日本第四紀学会 庶務幹事 吾妻 崇(takashi_azuma@me.com)

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地球温暖化問題 研究3機関技術交流会のおしらせ

日本第四紀学会“地球温暖化問題”を検討する研究委員会、(公益社団法人)地盤工学会 地球温暖化が地盤環境に及ぼす影響と対策に関する研究委員会では、環境省環境研究プロジェクトS-8の協力を得て, 平成23年3月18日に3機関合同技術交流会開催を予定していましたが,東日本大震災の影響で中止延期となっておりました。

今回,改めて公開形式の下記要領で6月9日に開催致します。興味のある方は是非ご参加下さい。

地球温暖化問題研究3機関技術交流会 プログラム

  • 主催:日本第四紀学会"地球温暖化問題"を検討する研究委員会〔以降,『第四紀温暖化委』と略記〕, (公益社団法人)地盤工学会 地球温暖化が地盤環境に及ぼす影響と対策に関する研究委員会
  • 協力:環境省地球温暖化問題に関するプロジェクト〔以降,『環境省P』と略記〕
  • 日時:平成23年6月9日(木)13:30〜17:00
  • 参加者:協力3機関関係者および一般
  • 場所:日本大学文理学部図書館3階オーバルホール
    〔京王線下高井戸駅下車,徒歩約10分 文理学部正門入って左手奥〕
    アクセスは下記URL参照(東京都世田谷区桜上水3-25-40)
       http://www.chs.nihon-u.ac.jp/access_map.html
  • 参加費:無料
  • 参加申込方法:参加者氏名、所属、電話番号、Eメールアドレスを明記して、6月3日までにEメールで申し込み下さい。
  • 申込先:日本大学文理学部 遠藤邦彦(Email: endo@chs.nihon-u.ac.jp)  

プログラム
13:30〜13:40 開会挨拶・主旨説明: 陶野郁雄 (JGS温暖化委委員長,第四紀温暖化委代表)
13:40〜14:20 話題提供(1) JGS温暖化委推薦『日野剛徳(佐賀大):地盤環境の変遷が土構造および地盤・環境特性に及ぼす影響に関する一考察』
14:20〜14:30 質疑
14:30〜15:10 話題提供(2) 第四紀温暖化委推薦
(2)-1調整中
(2)-2田辺 晋(産総研):越後平野における沖積層の埋積様式と後氷期の海水準変動
(2)-3竹村貴人(日大文理):過去の堆積履歴を地盤工学的に紐解く手法の開発
15:10〜15:20 質疑
15:20〜15:30 休憩
15:30〜16:10 話題提供(3) 環境省P推薦『小峯秀雄氏(茨城大): 温暖化に起因する海面上昇による河川堤防や高水敷・河岸の土質材料に及ぼす影響の簡易評価と適応策』
16:10〜16:20 質疑
16:20〜17:00 総合討論
17:00 閉会
 

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研究集会「ヒトが住みはじめたころの関東地方」
−南関東最古の旧石器時代遺跡を求めて−

東日本大震災の影響により開催中止となりました研究集会「ヒトがすみはじめたころの関東地方」を、 下記により再開することとなりましたので御案内させていただきます。

[開催主旨]
本研究は、とうきゅう環境財団より、研究課題「多摩川流域における後期洪積世初頭の人類文化の成立と地形環境について」として2009年度、 2010年度の研究助成を受けて進めてまいりました。多摩川は約10万年以前には多摩丘陵から相模野台地にかけて流路があった時代もあり、 同じような条件にもとづく地形形成、地形環境があった相模野地域へも研究の対象範囲を広げて、 立川ローム層下部にある石器群についての諸問題について、実際の遺跡の調査成果を掘り下げながら、考古学、 自然科学からの学際的検討することを目的としています。

[主催]: 「多摩川流域における後期洪積世初頭の人類文化の成立と地形環境を考える研究会」
     比田井民子 鈴木次郎 上條朝宏 畠中俊明

[開催場所]: 相模原市立博物館大会議室(地階)

[開催日時]: 平成23年6月5日(日) 9:30受付  9:45開始

  • 第1部 立川ローム下部の遺跡とは
    1. ヒトが住みはじめたころの相模野台地 鈴木次郎
    2. 相模野で最も古い石器群−吉岡遺跡群D区BB5層− 砂田佳弘
    3. 津久井城跡馬込地区における大形石斧の石器文化 畠中俊明
    4. 武蔵国分寺跡関連遺跡・武蔵台遺跡の]そう石器群 伊藤健
    5. 武蔵野台地の立川ローム層最下部遺跡群の成立 比田井民子
    コメント 諏訪間順
  • 第2部 遺跡をめぐる環境
    1. 相模原と武蔵野台地の立川ローム最下層をめぐって 上條朝宏
    2. ローム層(火山灰土層)の植物珪酸体記録からみた古環境 佐瀬 隆
    3. 津久井城跡馬込地区のOSL年代測定の試み 下岡順直
    コメント 細野衛
  • 第3部 関東地方の立川ローム層下部石器群の再編に向けて
    1. 南関東地方の最古の石器群の課題 白石浩之
    2. 最古の石器群の石器製作 小菅将夫
    3. 立川ローム層下部の縦長剥片、石刃について 大塚宣明
    4. 遺跡からみる特性-環状ユニット(ブロック群)の形成- 橋本勝雄
  • 総評 安蒜政雄
  • 閉会 16:40

共催:相模原市教育委員会

後援: 公益財団法人とうきゅう環境財団 日本旧石器学会 日本第四紀学会

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日本第四紀学会2010 年学会賞受賞講演会(第2回)
シンポジウム 近畿圏における第四紀研究の新展開に向けて−大阪層群と活断層−

[期 日]:2011年1月22日(土) 10:30-17:30(参加費無料)

[場 所]:奈良女子大学
   (アクセス:近鉄奈良駅から徒歩8分
     http://www.nara-wu.ac.jp/accessmap.html

[会 場]:文学部北棟2階N202号室

日本第四紀学会2010年度学会賞受賞者講演会

10:30-12:00:総合研究棟(文学系)N棟2階N202号室
  • 10:35-11:15
    学会賞受賞者:吉川周作(大阪市立大学名誉教授)
    「火山灰層序および完新世環境地質に関する一連の研究」
  • 11:20〜12:00
    学会賞受賞者:岡田篤正(立命館大学)
    「変位地形を用いた活断層の活動史および活断層危険度評価に関する一連の研究」
ポスターのダウンロード(pdf 500KB)→

シンポジウム 近畿圏における第四紀研究の新展開に向けて−大阪層群と活断層−

13:15-17:30 総合研究棟(文学系)N棟2階N202号室
(世話人)高田将志(奈良女子大学)・三田村宗樹(大阪市立大学大学院)・ 竹村恵二(京都大学大学院)
 大阪層群を中心とする層序学的研究は、近畿圏をフィールドとする第四紀研究の一つの大きな柱として進展してきた。 また、近畿圏における活断層・古地震研究も、第四紀研究の一翼を担う大きな柱となってきた。 これらの研究を中心で支え、活躍して来られた第1世代の研究者の方々が、既にベテラン〜シニア世代となりつつある中で、 中〜長期的に残された研究課題を総括すべく、本シンポジウムを企画した。近畿圏における第四紀研究となると、本来、 研究テーマは多岐におよぶことになるが、今回は、 日本第四紀学会2010年学会賞受賞者講演(第2回)のテーマとも関係の深い上記の研究分野を中心として取り上げることにした。 本シンポジウムではとくに、中堅〜若手の研究者、この分野の研究に興味を持つ学生、あるいは隣接分野の研究者、 などの方々に向けて、これまでの研究の総括をしていただき、中〜長期的な今後の研究課題について、 参加者の方々にも加わっていただきながら、議論を深めていただきたいと考えている。
座長:原口 強(大阪市立大学大学院)
13:20-13:55 大阪層群と第四紀−研究の現状と今後の課題
三田村宗樹(大阪市立大学大学院)
13:55-14:30 近畿圏における第四紀の植生変化と気候変化
高原 光(京都府立大学)
座長:奥村晃史(広島大学大学院)
14:40-15:15 近畿三角帯の第四紀テクトニクス
石山達也(東北大学大学院)
15:15-15:50 近畿圏における先史・歴史時代の地震災害
小松原 琢(産業技術総合研究所)
座長:竹村恵二(京都大学大学院)
16:00-16:20 コメント
第四紀層序学と環境地質の課題―とくに近畿圏を中心として
北田奈緒子(地域地盤環境研究所)
16:20-16:40 コメント
これからの活断層・古地震研究に向けて
堤 浩之(京都大学大学院)
16:40-17:25 総合討論
シンポジウム懇親会
17:45-19:30 奈良女子大学生協食堂1階(懇親会費:3,500円)
懇親会参加希望の方は2011年1月12日(水)までに下記へ御一報ください。

[問合せ・連絡先]:高田将志(奈良女子大学)e-mail: takada@cc.nara-wu.ac.jp 電話:0742-20-3323


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中・下部更新統境界国際模式地に関する国際シンポジウム(千葉)

ベルリンにおけるINQUA以降提案している国際境界模式候補地千葉のLower Middle Pleistocene Boundary に関する最終的決定が近づいています.来年スイスでのINQUA大会で国際模式候補地がINQUAとして決まる予定になりました. 決まった候補地は翌年のIGCで決定される運びです.それに対して, 千葉セクッションを関係者に知ってもらおうと下記のようなシンポジウムを計画しました. 第四紀の細分に関するワーキンググループの委員長Pillans教授も来日されます.(熊井久雄)

[日時]:2011年 1月 15日(土)・16日(日)

[場所]:市原市 サンプラザ市原 2F

[参加費]:一般1000円(資料代込み),学生 500円(資料代込み)

[主催]:アジア太平洋第四紀層序委員会,古関東深海盆ジオパーク認証推進協議会

[後援]:Japan Branch IUGS-GEM,The Japan Chapter on Medical Geology IMGA,日本第四紀学会(交渉中), 地質汚染−医療地質−社会地質学会,日本地質学会環境地質部会(交渉中),市原市(交渉予定), 京葉天然ガス協議会(交渉予定),千葉県地質業協会(交渉予定),NPO日本地質汚染審査機構, 地球汚染−医療地質研究センタ−

[プログラム]
1月15日
10:00挨拶
10:20熊井久雄(Member of Commission on Stratigraphy and Chronology, INQUA)
シンポジウムの意義と国際模式地選定経過
10:30Prof. Brad Pillans (President of Stratigraphy and Chronology, INQUA, Australian National Univ. )
Progress on the working group on the Lower Middle Pleistocene Boundary. (Tentative topic)
11:00Prof. Martin J. Head (Member of Commission on the Stratigraph of IUGS, Brock Univ., Canada )
The Quaternary and its subdivision, with special focus on the Early-Middle Pleistocene boundary.
11:30風岡 修(千葉県地質環境研究室)
上総層群の層序と国本層中の中・下部更新統境界模式候補地.
12:00〜13:00昼食
13:00会田信行(千葉県立小見川高校)
国本層中の中・下部更新統境界の古地磁気層序.
13:30五十嵐厚夫(復建調査設計株式会社)
房総半島における中・下部更新統模式境界付近の底生および浮遊性有孔虫の生層序.
14:00青木かおり(立正大学)
日本周辺海域の海底堆積物とテフラ層序.
14:30里口保文(琵琶湖博物館)
房総半島に分布する広域テフラとその年代.
15:00高山俊昭(交渉中)
日本の第四紀石灰質ナンノ化石層序(仮題)
15:30竹下欣宏(信州大学)
白尾タフの給源火山とその年代.
16:00休憩
(紙上発表) 楡井 久(Officer,IUGS-GEM)
人工地層層序学からみた自然地質境界問題 −古地磁気層序確立に不可欠な火山灰層(客観的な時間的同一地層単元)−
16:15総合討論
19:00Welcome Party(懇親会)
サンプラザ市原 12F 参加費 予価5,000円(参加人数による).
準備の都合上,Welcome Party(懇親会)に参加される方はaida.nobuyuki@taupe.plala.or.jp まで申し込んでおいてください.
宿舎:五井グランドホテルなど (各人で予約願います)
1月16日
午前 市原市田淵の中・下部更新統境界模式地候補地点の見学会を計画しています.

使用言語: 英語・日本語

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東京大学大気海洋研究所共同利用研究集会 「日本列島周辺域に分布するテフラのデータベース整備にむけて」

第四紀学会テフラ・火山研究委員会は,以下の日程で東京大学大気海洋研究所共同利用研究集会 「日本列島周辺域に分布するテフラのデータベース整備にむけて」を開催することにいたしました. ふるってご参加下さい.

  1. 場所
    東京大学大気海洋研究所 講堂(柏キャンパス)
  2. 日程と主なテーマ
    2011年1月11日(火):最近のテフラ研究の動向
    2011年1月12日(水):テフラデータベース構築に向けて:隣接分野の状況とテフラ研究への適用
    プログラムはこちらからダウンロードできます → (pdf 145KB)
  3. 参加費無料,事前登録は必要ありません.直接会場においで下さい.
  4. 問い合せ先
    世話人:長岡信治・鈴木毅彦・青木かおり
    問い合わせ先:鈴木毅彦  首都大学東京 都市環境学部地理学教室
    TEL:042-677-2590 FAX:042-677-2589 e-mail:suzukit@tmu.ac.jp

[プログラム]    (pdf 145KB)

●1月11日(火)最近のテフラ研究の動向
10:40-11:00シンポジウム趣旨説明 :日本列島のテフラ研究の概要
鈴木毅彦(首都大)
11:00-11:40日本列島周辺の深海底に分布するテフラ
青木かおり(立正大)
11:40-12:20 MIS3〜2の日本列島における陸生大型哺乳動物の絶滅
岩瀬 彬(首都大)
<昼食休憩>
13:10-13:40 MIS3以降のグローバルな層序の中で日本のテフラを位置づける方法の提案とその意義
三浦英樹(極地研)
13:40-14:20 過去3万年間の自然史・人類史の高精度編年に果たすテフラの役割 -日本の高精度編年フレームワークの構築に向けて-
森脇 広(鹿児島大)
14:30-15:10テフロクロノロジーと火山地質学
及川輝樹(産総研)
15:10-15:50北海道東部,阿寒・屈斜路・摩周カルデラの噴火史
長谷川 健(茨城大)
15:50-16:30 斜長石斑晶の屈折率を用いた火山噴出物の同定法:榛名・浅間火山を例に
大石雅之(首都大)
16:30-17:00討論
●1月12日(水)テフラデータベース構築に向けて: 隣接分野の状況とテフラ研究への適用
隣接分野におけるデータベース
10:00-10:20シンポジウム趣旨説明:テフラデータベースの構築にむけて
鈴木毅彦(首都大)
10:20-10:50JAMSTECのコア試料キュレーションについて
富山隆將・町山栄章・佐川優子 (JAMSTEC)
10:50-11:20JAMSTEC海洋底岩石サンプルデータベース「GANSEKI」
市山祐司(JAMSTEC)
11:20-11:50産総研の活断層データベース
吉岡敏和(産総研)
<昼食休憩>
テフラのデータベース化
13:00-13:30降下テフラによる火山災害リスク評価
中村洋一(宇都宮大)
13:30-14:00テフラGISや地理空間情報を活用した火山防災研究
小荒井衛(地理院)
14:00-14:30我が国の降下火山灰データベースの試作とその応用
須藤 茂(産総研)
14:30-15:00『J-Tephra』の現状と発展に向けた試み
平中宏典(新潟大)
15:00-15:30テフラのデジタルデータベース(仮)
坂本竜彦(JAMSTEC)
15:30-16:00コメント及び討論

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第20回環境地質学シンポジウム

2010年12月3-4日 第20回環境地質学シンポジウムが開催されます.本学会の共催です.

詳細はこちらをご覧下さい    pdf file: 442KB  Word file: 254KB

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日本地質学会関東支部-日本第四紀学会ジョイントシンポジウム 「関東盆地の地下地質構造と形成史」

日本地質学会関東支部と日本第四紀学会とのジョイントシンポジウムが下記のとおり実施されます. シンポジウム及び懇親会への皆様の積極的なご参加をお願いいたします. 前回ご案内した内容から一部変更があります. 詳細は,日本地質学会関東支部のホームページ( http://kanto.geosociety.jp/ )をご覧下さい.

[日 時]:11月20日(土),21日(日)

[場 所]:日本大学文理学部3号館5階(東京都世田谷区桜上水)
     京王線下高井戸駅あるいは桜上水駅下車,徒歩8分

[参加費]:一般2,000円 (資料集代込み),学生 1,000円(資料集代)

[後 援]:日本応用地質学会・物理探査学会・東京地学協会・東京大学地震研究所・日本大学文理学部

シンポジウム内容

  • 20日:10:00-12:00,15:00-17:00 「首都直下のプレート地殻構造と地震発生」
  • 21日:10:00-12:10,15:00-17:00「関東平野の形成と進化の新しい見方」
  • ポスター発表(コアタイムは両日とも13:30-15:00)
    • 約500kmの反射測線プロファイル(100km=3mスケール)を一挙展示
    • 関東地域に関する一般講演

懇親会

[日 時]:11月20日(土)17:30-

[場 所]:日本大学文理 学部キャンパス内のカフェテリア「チェリー」にて

[会 費]:一般 5,000円,学生 1,000円

[申込方法]:件名を「懇親会予約」とし,予約する旨,名前,連絡先を書き, kanto@geosociety.jpあてに,送信してください.締切は11月12日(金),当日参加も可能.

 近年の関東地域で実施されてきた地下構造探査(大大特,首都プロ,国府津−松田プロなど)をはじめとする諸成果をベースに, 「関東盆地の地下地質構造と形成史」をテーマとしたシンポジウムを,11月20日(土), 21日(日)に日本大学文理学部を会場として開催します.本シンポジウムの第1の特徴は, 約500kmにおよぶ反射測線のプロファイルを100km = 3mスケールでポスター会場に一挙に展示することによって, プロファイルを目の前にして関東地域の地下構造を議論できるところにあります. これは,東京大学地震研究所をはじめ諸研究機関,自治体が地震探査結果の展示を許可してくださったこと, そして広くゆったりとしたすばらしい建物を日本大学文理学部が提供してくださったことによってはじめて可能となったものです. 第2の特徴は,本シンポジウムが日本地質学会と日本第四紀学会との共催として行われることです. さらに日本応用地質学会,物理探査学会,東京地学協会のご後援を頂いており, 本シンポジウムは関東盆地の地下地質構造に関連する様々な学協会が連携し合う場となります. そのことによって本シンポジウムのテーマである「関東盆地の地下地質構造と形成史」がより深く, より広く議論できると思います.

プログラム

11月20日(土) 首都直下のプレート地殻構造と地震発生
10:00-10:15 ※開会の挨拶(日本地質学会伊藤谷生関東支部長),物理探査学会内田利弘会長, 東京大学地震研究所平田 直所長,日本応用地質学会脇坂安彦副会長, 東京地学協会松田時彦会長
座長:加藤直子
10:15-11:05 S-1 首都圏における地下構造探査:堆積平野からプレートまで
佐藤比呂志・笠原敬司・平田 直・岩崎貴哉・加藤直子・伊藤谷生・木村尚紀・ 中山俊雄 ・阿部 進・須田茂幸・川崎慎治・斎藤秀雄・大西正純・川中 卓・ 井川 猛・太田陽一
11:05-11:30 S-2 首都直下の地震の姿に迫る:MeSO-netによる成果
平田 直・酒井慎一・中川茂樹・加藤愛太郎・蔵下英司・楠城一嘉・ パナヨトプロスヤニス・小原一成・笠原敬司・明田川保・木村尚紀
11:30-12:00 S-3 MeSO-netのトモグラフィ解析による首都直下のプレート構造
中川茂樹・加藤愛太郎・酒井慎一・蔵下英司・パナヨトプロスヤニス・小原一成・ 笠原敬司・明田川保・木村尚紀・平田直
13:30-15:00 ポスター(プロファイル)コアタイム 5階フロア
ポスターセッション展示測線図
a.小田原-飯能-幸手統合測線
b.あきる野-印西統合測線
c.八王子-木更津沖統合測線
d.三島-藤沢測線(相模湾測線
e.江東-姉崎-一宮統合測線
 1.行田-狛江統合測線
 2.幸手-松戸統合測線
 3.手賀沼-横須賀-伊東統合測線
 4.千葉-富津沖統合測線
 5.小田原-道志測線
 6.桂-白浜沖測線
A.桐生-小田原測線(関東山地東縁測線)
B.小田原-山梨測線
C.白浜-鹿嶋測線(房総半島縦断測線)
D.三島-藤沢(相模湾測線)
E.伊東-横須賀-浦安測線(相模湾-東京湾縦断測線)
佐藤比呂志・笠原敬司・平田 直・岩崎貴哉・加藤直子・伊藤谷生・木村尚紀・ 中山俊雄 ・阿部 進・須田茂幸・川崎慎治・斎藤秀雄・大西正純・川中 卓・井川 猛・太田陽一
C1.金谷沖-館山湾(BOSO 2008; 千葉大学)
C2.勝浦-布良沖(BOSO 05; 千葉大学)
C3.小湊沖-野島崎沖(Bo2007; 千葉大学)
C4.小湊沖-野島崎沖(Bo2005; 千葉大学)
伊藤谷生・津村紀子・山本修治・ 古屋 裕・浅尾一巳・須田茂幸・井川 猛・阿部信太郎・荒井良祐
15:00-15:30 S-4 伊豆・小笠原弧の衝突による関東地方の長期地殻変動シミュレーション
橋間昭徳・佐藤利典・伊藤谷生・宮内崇裕
15:30-16:00 S-5 地震波干渉法によって推定された関東平野の地下構造
吉本和生・平田直・笠原敬司・小原一成・佐藤比呂志・酒井慎一・鶴岡弘・中川茂樹・ 木村尚紀・棚田俊收・明田川保・中原恒・木下繁夫
16:00-17:00 総合討論(プロファイルメイン)
17:30- 懇親会(同キャンパス,カフェテリアチェリー)
11月21日(日) 関東平野の形成と進化の新しい見方
10:00-10:10 ※開会の挨拶(日本第四紀学会遠藤邦彦会長),日本地質学会星 博幸行事委員長, 水戸大会岡田 誠実行委員会事務局長), 趣旨説明(日本地質学会関東支部幹事小田原 啓)
座長:小田原 啓
10:10-10:40 S-6 東京地下の上総層群テフラと関東平野の形成史
鈴木毅彦
10:40-11:10 S-7 過去の関東地震の履歴-最近の知見-
宍倉正展
11:10-11:40 S-8 伊豆衝突帯―関東平野の第四紀テクトニクス
石山達也・佐藤比呂志
11:40-12:10 S-9 ボーリング試資料解析に基づく関東平野中央部,綾瀬川断層周辺の地質構造モデル
水野清秀・松島紘子・木村克己・納谷友規・八戸昭一・本郷美佐緒
13:30-15:00 ポスター(プロファイル)コアタイム 5階フロア  前日と同様の測線図を展示
15:00-15:40 S-10 日本海の拡大からみた関東平野の基盤構造
高橋雅紀
15:40-16:20 S-11 地震探査の進捗と地質・地殻構造研究の新展開:房総半島を例として
伊藤谷生・浅尾一巳
16:20-17:00 総合討論・閉会の辞(日本地質学会山本高司関東支部幹事長)
一般講演 ポスター発表
11月20日(土),21日(日)両日 ポスターコアタイム 13:30-15:00 5階フロア
P-1 地質地盤情報協議会による新たな提言書 「地質地盤情報の利活用とそれを促進する情報整備・提供のあり方」の出版
栗本史雄・佐脇貴幸・角井朝昭・松島喜雄・地質地盤情報協議会
P-2 関東平野の更新世沿岸珪藻化石に関する新知見
納谷友規
P-3 関東平野中央部に分布する中期更新世テフラの記載岩石学的特徴
坂田健太郎・中澤 努・中里裕臣
P-4 5万分の1地質図幅「野田」にみられる第四系の層序と地質構造
中澤 努・田辺 晋
P-5 千葉県流山市に掘削されたGS-KW-2の地蔵堂層からの有孔虫化石
金子 稔・石川博行・野村正弘・中澤 努
P-6 東京低地と中川低地における最終氷期最盛期以降の古地理
田辺 晋・中西利典・石原与四郎
P-7 多摩丘陵の上総層群(下部更新統)産介形虫化石群と産出意義
小沢広和・石井 透
P-8 東京首都直下の第四紀断層の分布が意味するもの
豊蔵 勇・中山俊雄・島崎邦彦・山崎晴雄・須藤 宏・青砥澄夫・福井謙三・松崎達二・ 渡辺平太郎・川田明夫

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海底地すべり国際会議

2011年10月24-26日に京都で開催されます「海底地すべり国際会議」のセカンドサーキュラーができましたので, お知らせいたします.ご興味のある方の積極的なご参加/ご投稿をお願いいたします.

この会議のプロシーディングスはSpringerから単行本として出版されることが決まっております. 会議開催までに本を出版する関係上,プロシーディングスのアブストラクト(300単語以内)締め切りが早く, 2010年10月14(木)となっております.アブストラクトは編集委員会で審査され, 問題なければ本論文の作成・投稿(2011年4月1日締め切り),査読・審査をへて,印刷となります. また,プロシーディングスへの執筆者が会議での口頭発表の権利を持ちます. 会議ではポスター発表もありますが,こちらのアブストラクトの締め切りは2011年9月1日になります.

「海底地すべり国際会議」は5回目にして,欧米を離れて初めての開催となります. 現世だけでなく,地層の海底地すべりやそれに関連した堆積物の発表も歓迎します. ぜひ,日本第四紀学会の皆さまの積極的な参加をお願いいたします.

以上の詳細は,こちらのファイルを参照ください →  Word file (439KB)   PDF file (106KB)

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日本沙漠学会2010年秋季シンポジウム

[主 催]:日本沙漠学会・同沙漠誌分科会

[共 催]:奈良女子大学共生科学研究センター

[後 援]:日本第四紀学会

[テーマ]:最近50 〜 60 年間における農牧業の変容と課題
    −中央アジアから中国・モンゴルの乾燥・半乾燥地域を例として−

[日 時]:2010年10月16日(土) 午後1時30分から午後5時まで(予定)
    (終了後、簡単な懇親会)

[場 所]:奈良女子大学(奈良市。近鉄奈良駅から徒歩5分ほど)

[話題提供者とタイトル]
13:35〜14:15 渡邊三津子(総合地球環境学研究所)
カザフスタン共和国アルマトゥ州におけるポスト社会主義時代の農牧業
14:15〜14:55 古澤 文(奈良女子大大学院生)
中国タリム盆地オアシスにおける温室栽培の現状、および課題の模索
−カシュガル市を事例に−
14:15〜14:55 休憩
15:10〜15:50 中村知子(東北大学東北アジア研究センター)
中国における農業の市場経済化とその影響−甘粛省黒河流域地域を例に−
15:50〜16:30 小宮山 博(国際農林水産業研究センター)
モンゴル国農牧業の激動の半世紀とその将来展望
16:30〜17:00 総合討論

[実行委員会責任者・連絡先]

  • 委員長:相馬秀廣(奈良女子大学)hsohma@cc.nara-wu.ac.jp Tel:0742-20-3324
  • 事務局幹事:高田将志(奈良女子大学)takada@cc.nara-wu.ac.jp Tel:0742-20-3323
なお、懇親会(3000円程度)に参加希望の場合、上記メールアドレスへ、10月9日(金)までに連絡願います。

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