日本第四紀学会
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博物館展示

50周年記念事業実行委員会では,その事業の一環として学会の50周年を記念し学会の活動を紹介する展示を関東,中部,関西の各地区1ヶ所の自然史系博物館を会場として行うことに致しました。学会のこれまでの歩みや現在の姿,あるいは今後の展望など学会活動全般について,会員だけでなく広く一般の方々にも知っていただくことがその目的です。

 2006年 7月14日〜2006年10月 9日 豊橋市自然史博物館

 2006年 9月 9日〜 2006年11月 5日 兵庫県立人と自然の博物館

 2006年10月 3日〜2006年11月12日 (独)産業技術総合研究所・地質標本館

 2006年12月 1日〜2007年 1月31日 大阪市立自然史博物館

 2007年 6月 9日〜2007年 7月16日 青森県立郷土館

豊橋市自然史博物館

市制施行100周年記念特別企画展 『恐竜と生命の大進化−中国雲南5億年の旅−』

 この特別企画展では,日本文化のルーツがある中国雲南省について,カンブリア紀の生物の大爆発,ジュラ紀の巨大恐竜,アジアでの人類進化に焦点を当てて,雲南の自然や生物進化のドラマが紹介されます.そのうち,アジアの人類進化は,まさに第四紀に関する展示で,前期更新世の人類化石産地として有名な雲南省元謀の化石が多数展示されます.元謀人の化石(レプリカ)をはじめ,多くの哺乳類化石,例えば前期更新世の中国南部に特徴的な雲南馬(Equus yunnanensis)の保存の良い頭骨化石なども見ることができます.(第四紀学会の50周年記念展示は,この特別企画展会場の入口付近に設置されます.)

豊橋市自然史博物館 (詳細はホームページをご覧下さい)

[会  期] 2006年7月14日(金) 〜 2006年10月9日(月・祝)
 ただし,毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)は休館

[住  所] 愛知県豊橋市大岩町大穴1-238(JR 東海道線二川駅下車徒歩約6分)

兵庫県立人と自然の博物館

ミニ企画展 『自然史からみた兵庫の海 −地層や化石で知る100万年のおいたち−』

 このミニ企画展では,兵庫県の豊かな自然のうち,その海に焦点を当てての紹介が行われます.第四紀に関連する県内産の貝化石やナウマンゾウ化石,材化石など多くの標本が展示されます.(第四紀学会の50周年記念展示は,このミニ企画展の会場内に設置されます.)

兵庫県立人と自然の博物館 (詳細はホームページをご覧下さい)

[会  期] 2006年9月9日(土) 〜 2006年11月5日(日)
 ただし,毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)は休館

[住  所] 兵庫県三田市弥生が丘6丁目
 (神戸電鉄「フラワータウン駅」下車すぐ,または中国自動車道「神戸三田IC」より車で5分)

(独)産業技術総合研究所・地質標本館

特別展 『人類と社会の未来をつなぐ地質時代 −日本の第四紀研究50年−』

(独)産業技術総合研究所 地質標本館 (詳細はホームページをご覧下さい)

[会  期] 2006年10月3日(火) 〜 2006年11月12日(日)
 ただし,毎週月曜日(祝日の場合は火曜日)及び10月8日(日)は休館

[展示内容] 袖ヶ浦の脊椎動物化石群・花室川のナウマンゾウ化石及び近辺の石器標本,筑波の環境地質図,霞ヶ浦,関東平野の沖積層,地中レーダー探査,活断層,海溝型地震イベント,地震災害,火山,旧石器文化等に関するパネルほか.

[普及講演] 10月14日(土)

午前中 石器の製作実演
13:30 〜 兼子尚知(産業技術総合研究所地質情報研究部門)
「千葉県袖ケ浦市の脊椎動物化石群と共産化石からみた古環境」
14:30 〜 小野 昭(首都大学東京考古学研究室)
「日本列島の旧石器文化」

[住  所] 茨城県つくば市東1-1-1

大阪市立自然史博物館

『日本第四紀学会50周年記念展示』が大阪市立自然史博物館でも見られます

 50周年記念事業実行委員会では,本学会の50周年を記念して,学会の活動を紹介する展示を豊橋市自然史博物館(開催期間:7月14日〜10月9日),兵庫県立人と自然の博物館(9月9日〜11月5日),産業技術総合研究所地質標本館(10月3日〜11月12日)で行ってきました.実行委員会の当初の計画にはなかったのですが,このたび大阪市立自然史博物館のご好意により,同館で追加の展示を行うことができることになりました.これまでの3ヶ所での展示を見落とした方は,ぜひこの機会に大阪市立自然史博物館で50周年記念展示をご覧になって下さい.

大阪市立自然史博物館 (詳細はホームページをご覧下さい)

[展示場所] 大阪市立自然史博物館本館内

[住  所] 大阪市東住吉区長居公園1−23
(JR 阪和線長居駅下車徒歩1km,地下鉄御堂筋線長居駅下車徒歩800m)

[電  話] 06−6697−6221(代)

[開催期間] 2006年12月1日(金)〜2007年1月31日(水)

[入館料] 300円(大人),200円(高校生・大学生),中学生以下は無料.

[開館時間] 9:30 〜 16:30(入館は16:00 まで)

[休館日] 月曜(ただし月曜が休日の場合は翌日が休館)および12月28日〜1月4日

青森県立郷土館

『日本第四紀学会50周年記念展示と青森県立郷土館特別展』

 50周年記念事業実行委員会では、本学会の50周年を記念して、学会の活動を紹介する展示を豊橋市自然史博物館(開催期間:2006年7月14日〜10月9日)、兵庫県立人と自然の博物館(同年9月9日〜11月5日)、産業技術総合研究所地質標本館(同年10月3日〜11月12日)で行なってきたほか、大阪市立自然史博物館でも追加の展示(同年12月1日〜2007年1月31日)、さらに千葉県立中央博物館(2007年3月3日〜5月27日)で行われてきました。
 今回は、青森県立郷土館で開催される特別展「北東北自然史博物館‐大地と生きものふしぎ旅行‐」の会場内で、この展示を行なうことになりました。
 青森県立郷土館の特別展は、青森・秋田・岩手の北東北三県が協同で開催するもので、三県の収蔵資料を持ち寄って展示し、北東北の地史や生物相について紹介します。これは三県を巡回しますが、本学会を紹介する展示は青森会場でのみ行なわれます。

 青森県立郷土館(詳細はホームページをご覧下さい)

[開催期間] 2007年6月9日(土)〜2007年7月16日(月)

[住  所] 青森市本町二丁目8−14 (JR青森駅から徒歩約20分)

[電  話] 017‐777‐1585

[開館時間] 9:00〜18:00

[休 館 日] この期間中にはありません

[入 館 料]
 特別展+常設展:500円(一般)、240円(高校・大学生)
 常設展のみ   :310円(一般)、150円(高校・大学生)
 * 中学生以下は無料


青森県東通村尻労産ナウマンゾウ
左下顎第三大臼歯
(歯冠長:271mm)

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